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内容説明
炎尾燃は、例によって追い詰められていた。小さなカット、カットとコメント、単行本の表紙、そしてレギュラーの連載。なんでもかんでも調子よく引き受けてしまったため、時間がなくなり、何一つ締切りに間に合っていないのだ。そこで燃は『月刊シャイニング』の編集部に電話をかけた。締切りを少し遅らせてもらうためである。雑誌の発売日から逆算して、実際の締切りはまだ先。そう考えた燃は、この申し出も受け入れられるものと考えていた。だが答えは「NO!」。しかも編集部から、仮面を付けた鬼の編集者・星紅が直接やって来たのだ。炎尾燃、絶体絶命のピンチ!果して作品は予定通り仕上がるのか…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
10
島本漫画のいいところは信念に忠実な熱血漢を書いてるように見せかけてその熱血漢たちは常に私欲や見栄で信念がブレブレなところにあるだろう。勢いで仕事を引き受け当然のごとく行き詰まる、周りのアシスタントや編集には迷惑をかけ通しでそのアシスタントや編集ももちろんしょうもないダメさ加減は存分に発揮する。特に炎尾なき状態でのアシたちの奮闘を描いたアシあればこそは傑作で、とことん漫画を仕上げることに全力な皆の気持ちが一致した果てのあまりにひどすぎるオチ、「焼き肉をサンチュにくるんで食べまくった」という締めまで痛快である2015/06/23
北白川にゃんこ
6
ニ コ リ2023/05/05
コリエル
2
星編集長って嫌な奴というイメージだったが、こうして読み返すと良心の呵責に耐えかねる意外といい人なところもあるな。2019/08/23
波のうねうね
1
順不同で読んでます〜。絵柄のブレが少ない方だとおもいます〜。2015/03/15
ほしけも
1
あれは初めからスケジュールではない……カレンダーに感性で書いたラクガキなんだ!!2013/11/06