内容説明
夜、ソフィーは見た。八メートルもの巨人が、子ども部屋に、細長いラッパのようなもので何かを吹きこんだのを。そしてソフィーは、さらわれてしまった。さらった巨人の名は、オ・ヤサシ巨人BFG。連れていかれたのは、巨人国。恐ろしいことに、巨人たちは、ニンゲンマメ(人間)を好物にしていた。オ・ヤサシ巨人が子ども部屋に吹きこんだのは、何?はたして、ソフィーの運命は。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
306
本作品は、つい最近2016年秋に映画界の巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督によって ウォルト・ディズニーで映画化された。しかし著者ダールの想像力に舌を巻いてしまう。どこからあれだけの空想が湧いてくるのかと、勝手ながら嫉妬してしまうのは自分だけだろうか?"泡立ちエキスとゴナラ"は思わず笑ってしまった。さらに物語の”オ・ヤサシ巨人”は、言い間違いを数多くするが、それがいわゆる"オヤジ・ギャグ"になっているのが面白い。できるなら本物語は原作(英語版)で読んだ方が数倍面白いと考えられるので何時か挑戦したいと思う。2017/03/12
KAZOO
106
久しぶりにダールの子供向けの作品を読みました。ダールの作品は結構残酷であったりするのですが、これも同じような感じですがやさしい巨人が出てきます。巨人国の探検をして最後は悪い巨人を退治してくれます。夢を採集してそれを吹き込むというのは非常に面白い発想法だと感じました。2018/08/25
mocha
86
ある晩、孤児院の窓から外を覗いたソフィーは、巨人と目が合ったために連れ去られてしまう…。ロアルド・ダールが愛娘のために書いたという本作は、いつもより毒がない。イイチガマイばかりの巨人語をソフィーが冷静に翻訳する様子は、どこかの漫才師みたいだし『不思議の国のアリス』の言葉遊びと通じるものを感じる。同じ中村妙子さん訳の'85年版と較べると、大人の読者を意識していることがよくわかったので、こちらをチョイスした。スピルバーグ監督がこの本をどう料理したのか俄然楽しみになった。2016/06/27
ふ~@豆板醤
34
4!読友さんにお勧め頂いた本。ソフィーのアイデア・行動力が光ってた!「ヒロクマ」「オオタミ」「キキツキ」「コンチンザイ」など、オ・ヤサシ巨人の舌足らずな様子も微笑ましい。所々教訓めいたこともあって児童書だけどはっとさせられる場面も。「おまえさんの二つの目で見たことがないというだけのことじゃろう」「だれでも自分にチゴウのよい規則をつくりたがるもの」2017/04/01
ヒラP@ehon.gohon
14
とんでもない人食い巨人たちに立ち向かう、オ・ヤサシ巨人と少女ソフィの大活躍。 あまりにも突飛な話で、気が付いたら夢中になっていました。 でも、言葉がうまく話せないオ・ヤサシ巨人の妙な言葉が、なにより楽しい。 原作ではどうなっていたのでしょうか? 素晴らしい名訳だと思います。 多少過激な描写があるのは、ロアルド・ダール風ですが、小気味よさは一級です。2016/04/19




