内容説明
ぼくは、父と二人きりで、古い箱馬車に住んでいた。箱馬車の前はちっぽけなガソリンスタンドで、持ち主は父。ぼくの父は、男の子にとって最高の、わくわくする父親だ。いっしょに凧をつくり、熱気球をつくり、樹上の家を、弓矢を、竹馬を、ブーメランをつくった。八歳まで、父と暮らす毎日は、楽しいことばかりだった。ところが九歳になって、ぼくは父の秘密を知った。そして―楽しいというのとはちょっとちがう、あの騒動が始まったのだ。(電子版では本編にイラストが含まれません。ご了承ください。)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
123
主人公・少年ダニーと父親との交流を物語ったハートフルなストーリー。これまで本シリーズは、ストーリー性の乏しい破天荒な物語で占めていたが、本作では父子の心温まる内容だ。ただダールの作品には、必ず政治的メッセージ性の高いものが多く、本作も例外ではない。ちなみに本作は自然動物保護だろう。イギリスには、ALF(Animal Liberation Front)や、SHAC(Stop Huntingdon Animal Cruelty)というテロ組織が存在する。その意味でいえば、本作もブラックユーモアに満ちている。2015/07/31
わむう
17
ロアルド・ダールの作品にしてはブラックユーモアがソフト。睡眠薬で眠らされた鳥たちが目覚めて飛んで行く様子を想像すると楽しいです。2018/05/12
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
5年生ブックトーク授業【夏休みおすすめの本】おとうさんから愛情いっぱいに育ててもらっている男の子、実はお父さんには秘密があって…。 『ぼくらは世界一の名コンビ!』 https://bookmeter.com/books/634962 と共に紹介。ダニーは柳瀬尚紀/訳、ぼくらはは小野章/訳。2023/07/11
ふろんた2.0
13
このシリーズの中では、ライムの連発もなく文章として読み込める。この話もただ狩ることを目的とした狩猟に対して痛快な行動をとります。2014/03/24
jima
6
父と二人で古い箱馬車に住む少年。2024/01/13




