内容説明
祝・40周年! 大人気シリーズ18巻
「晴明よ、おまえ、おれのことが好きであろう」
晴明、動揺する!?
Xで話題になった「梅道人」ほか全8編を収録した、人気シリーズ最新作。
朱雀大路で焼き栗を商う行者が、晴明の屋敷を訪れる。聞けば夜な夜な烏天狗に踏みつけられ「罰あたりめ」と折檻されるらしい(「ちび不動」)。酒を愛する蘆屋道満が招かれた、怪しげな茅葺家の主の正体とは(「殺生石」)。古今東西の妖が引き起こす、愉快で怖い事件の数々。晴明と博雅のコンビの魅力が詰まった、傑作シリーズ第18巻!
単行本 2023年10月 文藝春秋刊
文庫版 2026年1月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
60
ちょっとだけ、清明と博雅の関係にも変化が・・・いいなぁ(θ‿θ)。今巻は、派手な展開のエピソードも。蘆屋道満が玉藻の前と対峙する『殺生石』では、道満の空恐ろしいまでの力が開示される。いやいやそんな大物まで調伏してしまうとは。『哪吒太子』は虫愛ずる姫・露子姫が出会った天界からの使者。こっちも超有名な・・・。ちょっとばかり、寓話が過ぎるような気もするが、楽しかった!もちろん、いつものしっとりとした物語も相変わらず素敵過ぎる。まるで金木犀や梅が香ってくるようで・・・。2026/01/31
Porco
25
どうした博雅?何があった博雅!と衝撃が走る18巻。何年も前からブロマンスといえばな作品ではあったにせよ、毎度「な……」「う、うむ……」、「いや、いやいや、しかし、〇〇よ……」と言わされる側だった博雅が晴明に言わせる側になろうとは。2026/01/15
イシカミハサミ
22
新刊が出れば読むのがライフワーク。 なぜか2度もひどい目に遭ってしまう 藤原兼家が気の毒になってしまう。 蘆屋道満がいよいよダークヒーローとして、 かなり個性を確立させてきた。 しかし、九尾を丸呑みする男が怖れる男、安倍晴明。 彼が本気を出したなら、どこまでのことができてしまうのか。 そんな安倍晴明を動揺させられるお方は、源博雅のほかにはいるまいよ。2026/02/03
ブラックティー
6
いつも抜群の安定感だと思っていたけれど、シリーズ40周年だったとは。これほど長く愛されるのはストーリーもさることながら、キャラクターの魅力に負うところが大きいのだろうな。そして、いつも変わらぬと思っていた登場人物たちもちょっとずつ変化していると気づかされた今巻。どんな時も余裕たっぷりなあの人の動揺する姿をみられて大満足でした。2026/01/11
織田秋葉
3
かゆい・疱瘡ができる・焼けるような熱さ等々の異常事態に見舞われた人がやってくるは安倍晴明邸。たまたま行き会わせた博雅を誘い合わせて 「行こう」 「行こう」 そういうことになった。結果は大体呪いか、神仏や付喪神の何か、というもう一定の方程式が出来上がっている世界なのだが、新刊が出ると必ず読んでしまうのだよなあ。 今回、なんと哪吒太子登場。これ封神演義と最遊記で学習した奴だ!状態。あと、道満法師もすっかりレギュラー化し、憎めない?ダークヒーローとして陰陽師世界を暗躍。2026/02/07




