内容説明
旅先の京都で、高槻は祖父の急逝を聞く。
東京に戻り、叔父の渉と尚哉と葬儀に向かうが、
寺の外で再会したのは、没交渉となっていた祖母だった。
後日祖母を訪ねた高槻達は、かつて真夜中に祖父を訪ねてきた『友』の存在を知る。
やがて秋学期になり、日常が戻るかと思いきや、
高槻のもとに「異捜」の山路が現れる。
そして歴史ある料亭で見つかった呪物「鬼女の腕」の調査を依頼され……。
高槻家を翻弄する約束の謎に迫る第12弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mariya926
116
段々核心に近づいていっているけど、何となく長引かせよう?という感じを感じます。まさか父親まで出てくると思いませんでした。それでも新しく出ると読んでしまうシリーズです。他のシリーズとも繋げてしまっていますね。こういうのが好きな人にとっては、最高だと思います。2026/02/06
ちょろこ
109
待ち遠しい一冊。前巻の終わり方からついに何かが動き出すのか…期待と不安が入り混じりながらページを開いた。涙雨降る中、アキラ先生の胸中がせつなく、重大な高槻家の秘密がこのまま消えゆく怖さもあった。そんな中での柔らかな可愛らしい人との出会い。もうここからページを捲る手はやめられない止まらない、鼓動も見事にシンクロ状態。第一章の掴み、第二章からの思わぬ一撃、そしてextraまで今巻の見事に"代償"を際立たせたストーリー展開はお見事。次巻の待ち遠しさは過去イチ。一体どこまで楽しませて心配させるんだ、この作家さん!2026/01/04
たま
83
シリーズ第11巻の感想を書いたのが2024年の12月15日。最後に思いがけない展開があり、続きを1年間楽しみにしていて、12巻が発売されるとすぐに読んだけど、この12巻は12巻で最後はまた宙ぶらりん。〈サスペンス=吊り下げ〉だとしても、これは辛いよ。高槻先生はもちろん葵ちゃんもどうなったの?それから出生の秘密!ありゃま、そっちの方へ行きますか。一読者としては御崎禅の方面と一緒になり、わちゃわちゃしてほしいのですが。2026/01/03
みゆ
71
今回は中編2話+extra。じさまの葬式から始まり、新たな展開で明らかになった事実は、全く予想してないものでした!「代償」「約束」…どんな結末が待っているのか、全く予想が付きません!!2026/03/03
ひさか
68
2025年12月角川文庫刊。書き下ろし。シリーズ12作目。真夜中の訪問者、鬼女の腕、妖精のような君、の3つの連作短編。異捜が登場したり、高槻の失踪事件に関わる謎の一端や、高槻自身の怪異に絡む展開にわくわくする。この流れで一直線に進んで行くのか?次回が楽しみ。2026/01/21




