内容説明
旅先の京都で、高槻は祖父の急逝を聞く。
東京に戻り、叔父の渉と尚哉と葬儀に向かうが、
寺の外で再会したのは、没交渉となっていた祖母だった。
後日祖母を訪ねた高槻達は、かつて真夜中に祖父を訪ねてきた『友』の存在を知る。
やがて秋学期になり、日常が戻るかと思いきや、
高槻のもとに「異捜」の山路が現れる。
そして歴史ある料亭で見つかった呪物「鬼女の腕」の調査を依頼され……。
高槻家を翻弄する約束の謎に迫る第12弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
がらくたどん
41
自分へお年玉で購入してきて我慢できずに読んじゃった。で、困っている。表紙もヤバいが中身はもっと・・。感想とか書いてる場合か?みたいな。でも「そのモンモンとした気持ちを共有する仲間を増やしたら?」とどこかの『もう一人』が囁くので書きましょう(ヘラリ♪)彰良先生の祖父が他界しその秘めた「約束」が解け出す第一章。祖母が語る祖父の実像も葛藤も約束と代償の不穏な連鎖も「嫌な予感」の想定内、と私は思った。さあ、ここからどう縺れた呪いを溶かすのか、そう思った。甘かった。第二章。え、約束の胎動は端緒から?お読みくだされ♪2025/12/24
よっち
22
旅先の京都で祖父の急逝を聞いた高槻。東京に戻って叔父の渉と尚哉と葬儀に向かった寺の外で、没交渉となっていた祖母と再会する第12弾。後日、鎌倉に住む祖母を訪ねて、彼女からかつて真夜中に祖父を訪ねてきた『友』の存在を聞かされる高槻たち。さらに高槻のもとに異捜の山路が現れて、歴史ある料亭で見つかった「鬼女の腕」の調査を依頼される展開で、高槻の実家方面の事情や過去がだいぶ掘り下げられた感のある今回のエピソードでしたけど、そんな流れの最後にまた思ってもみなかった激動の展開が待っていて、早く続きが読みたくなりました。2025/12/23
本好き
2
読了ー。続きが気になる終わり方だった。また何ヶ月も待たなければいけないなんて。真相に近づいてきた感じはする2025/12/23
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