転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ～弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた～（１９）

著者名：井上菜摘【著】/未来人Ａ【原作】/ｊｉｍｍｙ【その他】

講談社（2025/09発売）

• ISBN：9784065410400

内容説明

転生し、弱小貴族として異世界を生きることになったアルス・ローベント。現代同様、異世界でも体力・知力ともに平凡だったが、“鑑定スキル”という人の潜在能力を知ることが出来るスキルを生まれつき所持していた。アルスは自分の民たちを守るため、“鑑定スキル”で弱小領地を最強の領地へと変貌させていく───！ 「小説家になろう」で累計PV3000万超の大人気作！ 弱小貴族が隠れた逸材と共に突き進む、大人気異世界統一記！
盗賊団のアジトから脱出したアルスたちは、捕らえたブイゴから、サイツの将軍・ボロッツがアルスの命を狙い、刺客を送るという情報を得る。逸材候補に刺客が紛れているかもしれない…!? しかし、アルスは恐れず家臣探しを進める！ そんな中、出会ったのは謎多き三人の逸材。クメールの商家で働くメイドのエナン。元貴族のヴァージと絵描きの少年・キーフ。彼らは本物の“逸材”か、“刺客”か…!? 貴族が隠れた逸材と共に突き進む、大人気異世界統一記、第19巻!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[毎日が日曜日]

★★★

2025/09/14

[かなっち]

2025年9月新刊。 弱小貴族が突き進む、異世界統一記第19巻。依然として命を狙われてるアルスですが、周囲で起こる事件をサクッと解決し、着々と優秀な仲間を集めています。と書きつつ、今回のお手柄は全てファムのおかげでしたが、彼もアルスのために尽力したということで…。彼女の声が取り戻せなかったことが唯一残念に思いますが、いよいよミーシアンが独立する日を迎えました。これからどうなっていくのか緊張が高まりますが、更に優秀な人材が集まっていく予感に、既にワクワクが止まりませんね。2人も(?)、逸材と出会えましたし。

2025/10/23

[ぽんだま]

平和…たが、これこらなにかが起こりそう

2025/10/16

[ちいたけ]

（紙）その絵描きが気になる～。変な売り込みするヤツ。ミーシアン独立へ。

2025/09/12

[zaku0087]

将来性抜群の人材を発見してなんとか家臣団に加えようと画策するの巻。帝国からの分離独立を目指す『新王』の言い訳が、平和の確立とはねえ。いつでも分断国家を作り出す勢力はテロと紙一重の差しかない暴力装置だからな。人の不満を炎上させて、他種憎悪を煽り敵を作り出すのが、悪しき権力者の常套手段。現代のロシア・米国や半島・大陸国家を見れば一目瞭然。というか現実の戯画化されたものが、ラノベのテンプレになっているのだな。三国志の始まりらしいが、新王が董卓で、次は呂布と曹丕が登場するのだろうなあ。

2025/12/12