転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ～弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた～（１５）

著者名：井上菜摘【著】/未来人Ａ【原作】/ｊｉｍｍｙ【その他】

講談社（2024/06発売）

• ISBN：9784065357996

内容説明

転生し、弱小貴族として異世界を生きることになったアルス・ローベント。現代同様、異世界でも体力・知力ともに平凡だったが、“鑑定スキル”という人の潜在能力を知ることが出来るスキルを生まれつき所持していた。アルスは自分の民たちを守るため、“鑑定スキル”で弱小領地を最強の領地へと変貌させていく───！ 「小説家になろう」で累計PV3000万超の大人気作！ 弱小貴族が隠れた逸材と共に突き進む、大人気異世界統一記！

州境を流れるクメール河を防衛線に、サイツ軍の侵攻を許さないカナレ軍！　しかし、敵将ボロッツが隠れた渡渉点を見つけ出し、七万の大軍が一気にカナレへとなだれ込む。自軍を守るため、リーツは退却を決意。敵の追撃を防ぐ殿を精鋭部隊が引き受ける！　だが撤退作戦の最中、隊長のブラッハムがサイツ軍に取り囲まれてしまい…！？　弱小貴族が隠れた逸材と共に突き進む、大人気世界統一記、第15巻！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[こも 零細企業営業]

原作4巻の2章くらい。本書序盤のジョーとザックのヒューマンドラマは漫画版のオリジナル。ジョーが持っているハルバートの由来は、兄と父親の形見だった。そりゃ捨てられないよな、、でも、それを拾いに行って敵兵に包囲されて力尽きるのはジョーらしい無謀さだと感じた。リーツにコンコンと諭されても変わらないだろうな。そのジョーの副隊長のザックは、ジョーと亡くした子供を重ねて見てしまうのは、似てないけど重ねてしまうらしい。そのジョーが敵兵に囲まれて力尽きてしまった。その包囲網を単騎で突破してジョーを回収して退却する。

2024/06/08

[毎日が日曜日]

★★★＋

2024/06/09

[かなっち]

弱小貴族が隠れた逸材と共に突き進む、世界統一記第15巻。前巻で隊長のブラッハムがサイツ軍に取り囲まれてしまい、絶体絶命な場面で終わったので非常に続きが気になっていました。ですが、彼を慕う部下と彼の強い想いが、窮地を救ったのです。将来天下の大将軍になる人を失わなくて良かった…と、心から安堵しました。からの、シャドーの女装に興奮です。いえ、これも立派な任務ですよ。そのおかげで敵の物資を奪うことができ、シンさんの発明で戦況を有利にできたんですから‼　リーツさんの退却という悔しさを消すべく、次巻では完全勝利を‼

2024/07/15

[笠]

3.5 新刊読了。殿を務めたジョーとザットらの活躍で撤退を成功させる。ジョーの気迫によって敵軍がひるんで追撃をためらうシーンがかなり重要だと思うのだが、ここの殺気というか、鬼気迫る表情、オーラなどの表現がもう一つ描き足りないと感じた。全体的にも割と淡泊な画風なので、戦の迫力という点では物足りないんだよな。反転攻勢に出ると、ドローンのような飛行機械を利用した測量によって遠隔魔法攻撃。将兵の能力差というより、テクノロジーの差が大きすぎるな。いや、技術力も含めて人材の差とも言えるか。

2024/06/20

[ぽんだま]

安心してよめる。次が気になる。

2024/06/12