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内容説明
日本には三大化け猫伝説というものがあります。
江戸時代に岡崎(現在の愛知県)、鍋島(現在の佐賀県)、有馬(現在の福岡県)でそれぞれ化け猫が活躍したということで、講談や映画の題材などにも取り上げられたそう。
なかでも有馬の化け猫をめぐる逸話は、江戸を舞台としたエンタメ「有馬怪猫伝」として芝居小屋などで上演されて大人気を博しました。
物語は殿様を迎えた宴席から始まります。
子猫を追って野犬が乱入し大騒動に。そこで野犬を退け子猫(と殿様)を守った腰元、その名も「たき」!
出世を遂げた「たき」をねたんだ者たちの陰謀が、やがて化け猫を生み出すのですが――主人公が本作『猫奥』の主人公・滝山と同じ名前じゃないですか!
それにしても、守るべきかよわき生き物である猫ちゃんを妖怪扱いするとはひどい話です。
滝山も化け猫伝説の否定派として論陣を張ります。(でも猫は飼えない)
長々と化け猫の話をしましたが、こんな感じで江戸時代のウンチクを猫に絡めて紹介しながら、滝山と周囲の人たちの愉快な日々を描き継いで『猫奥』は11巻に到達しました。
どうか今後ともごひいきのほど、よろしくお願いいたします!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムッネニーク
59
59冊目『猫奥 11』(山村東 著、2025年6月、講談社) 相変わらずのノリで送る猫まみれの大奥ライフ。 太鼓櫓の役人たちによる性的狼藉(セクハラ)など、こういう大奥にまつわる無駄知識が増えるのもこの漫画の面白いところだと思う。 〈せんべいを 作るぞ!〉2025/08/01
aisu
18
大奥での様子も増えてきたように思います。でも猫はいつも可愛いですね。猫奥の猫は皆マイペースで自然体ですね。2025/07/02
ばななうゆ
5
今巻も安定の面白さ。以前出てきた男性陣の顔を忘れてしまいエピソードも思い出せず。無念 2025/07/07
直人
5
吉野ちゃんは,決してかわいいとかキレイとかいう猫ではないんだが。 一番味がある猫であることは確か。 「いかにも猫」という態度と行動が愛らしい。 言葉にすると“傍若無人”。 まあそれはゼロに通じている部分もあるんだが。 人は人の都合で動き,猫は猫の都合で動く。 変に気が回る分,翻弄されるのは常に人間。 そんな人間も含めて,この『猫奥』は面白い。 もう11巻か。2025/06/26
こころのかおり
4
大奥みんな猫愛にあふれててニッコリしてしまうな。滝山様ったら、誰より猫が好きなのにこれがバレそうで全然バレないままもう10巻こえちゃった…。そのうち運命のネコチャンに出会うって分かってるけど、それがいつなのかソワソワする2025/06/30
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