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内容説明
江戸城外も猫だらけ!
仕事でお参りに行った寛永寺で
滝山、運命の猫と遭遇!?
弟・孫右衛門はとある場所で
妻に隠れて猫三昧。
そして今日も今日とて
猫と猫好きがたわむれる大奥に
女中見習いとして
猫嫌いの少女・としが
やって来る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムッネニーク
80
8冊目『猫奥 4』(山村東 著、2022年1月、講談社) うまく新キャラを投入することでマンネリ化を防いでいる。とはいえ、明確なストーリーラインのない漫画なのでこの先がちょっと心配。 大奥から離れ、町民たちと猫との関わりを描いても面白そう。 「ニヤ〜〜」2022/01/31
天の川
51
帯で山岸涼子さんが仰るように、この本の猫は擬人化されておらず、ただ普通に鳴いて歩いて転がっているだけ♪人間ばかりが右往左往。猫嫌いと周りに思われてしまった滝山さまの切ない猫愛に笑ってしまう。猫の吉野ちゃんそっくりの国芳の錦絵がほしいけれど素直に言えず、結局、お坊さんが描いた御利益ある恐ろしい猫の絵を渡された場面では声を出して笑ってしまった。笑う機会が減った昨今、他愛無い笑いが嬉しい♪2022/07/25
あたびー
42
滝山殿の部屋に新人の下働き、としちゃんが入社(?)。このとしちゃんが真正の猫嫌い。滝山殿も猫嫌いと聞き仲間だと思っている様子。しかし「滝山様ほんとはネコ好きなんじゃね?」疑惑をもたれた折、なぜ猫好きを知られたら困る態になったのかな?猫にモテまくる夢を見たり、滝山殿愛しやのう。国芳の眼力流石!「あの顔で描いてみるかね」の絵に吹いたし。毎度のことであるが、作者殿は大奥の風俗を本当によく勉強していらっしゃる。感服仕った。2022/02/04
どあら
34
妹から借りて読了。ネズミよけの錦絵が怖い…🙀2022/04/03
tosca
31
この「猫奥」は、猫はニャ~とか言うだけで心の声みたいな吹き出しとか人間的なセリフは一切無いのに、猫の性格が分かってしまうから不思議だ。滝山さまのキャラも相変わらず面白い。当時の将軍の親子関係や、大奥の仕事についての注釈が、第1巻の頃に比べて親切になってきた気がする。第5巻が待ち遠しい2022/01/23