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内容説明
大奥ではみんな猫を飼ってる。江戸の市中でもみんな猫を飼ってる。
天保の改革で倹約令が叫ばれるなか、大奥のかじ取りをがんばっている滝山だけ、いまだに猫を飼えない。ちなみに弟の孫右衛門は、家に猫がいるがなついてもらえない。
激動の大奥で大小さまざまな事件に立ち向かいながら、滝山は上司の飼い猫、吉野ちゃんをスキあらばかわいがろうと今日も奮闘する。この一方的な熱愛が報われる日は来るのか。
ところで勝さん家のニート息子、麟太郎くんもちらっと登場。――って、あの超有名人のこと?
天保大奥猫溺愛コメディ、絶好調!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムッネニーク
91
83冊目『猫奥 7』(山村東 著、2023年9月、講談社) 相変わらず猫の愛らしさが詰まっている。特にストーリーのない漫画なのだが、なぜか読み続けてしまう不思議な魅力がある。氷朔日や大奥歌舞伎など、今回も江戸大奥の行事やしきたりを学ぶことが出来た。 出番は少ないが、姉小路さまのキャラはやはり良い。 〈猫って こんなに あつかったか ⁉︎〉 2023/09/27
どあら
34
妹から借りて読了。滝山さま…カメムシを素手でとは…とても臭いのに、すごいなぁ〜😰 2023/10/15
あたびー
31
鳥嫌いと思われていたが本当は鳥が大好きよ、とカミングアウトした、御簾中付き御年寄八重嶋様に倣い滝山様も言っちゃいましょうよ〜。質素倹約は必要かもしれないけど水野さん、猫ちゃんのせいにしたらあきまへんよ。姉小路様カッコイイ。(酒乱だけど)2023/10/05
しましまこ
21
滝山さま、お母さまも叔母さまも同じお顔… 2023/10/01
mahiro
19
滝山ついに姉小路様に猫好きをカミングアウト!と思いきや深酒の姉小路は次の日昨夜の会話を覚えていなくてやっぱりね、な感じたったり。遊びにやってきた滝山の母と叔母の会話の中にさり気なく勝麟太郎の事が触れられていたり、弟孫右衛門さんが猫好き画家国芳と知り合いだったり加賀藩からの献上氷や「五十三次」など大奥の行事が毎回描かれているのも楽しい。2023/09/25