出版社内容情報
きょうは特急列車に乗って、お母さんとおでかけです。駅は、たくさんの話し声や音であふれています。
乗客は、切符を買って出発の準備をととのえ、ホームへ急ぎます。特急列車も、トンネルをくぐり橋を越え、風を切って駅へ向かいます。
そして、ホームにアナウンスが流れると、車輪とブレーキの音を響かせて、ついに特急列車がやってきました。
たくさんの乗客でにぎわう駅と、やってくる特急列車を、左右のページで同時に描きます。読めば列車の旅にでたくなる、特別な日の楽しさがつまった電車絵本です。
【目次】
内容説明
きょうは、特急列車にのっておかあさんとおでかけです。駅は、たくさんのひとの声やにぎやかな音であふれています。特急列車は、おきゃくをむかえに、トンネルをくぐり、橋をこえ、しゃりんの音をひびかせながらやってきます。
著者等紹介
鎌田歩[カマタアユミ]
1969年生まれ。『巨石運搬!海をこえて大阪城へ』(アリス館)で第72回産経児童出版文化賞・タイヘイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
2
鎌田歩さんの絵を求めて。特急列車の特別感、たまりません。オノマトペとフォントとで、動き、疾走感、などが実感できます。ホームの乗客たちのようすと走りこんでくる特急列車の姿とが左右ページに割り振られ、わくわく感が募る。旅に出たくなる。2025/08/03
たくさん
1
まずこの絵本のマンガのような吹き出しの数の多さが臨場感を感じさせ、一度見た人たちがまた出てきたりするので一体感とか統一感があって一緒に旅しているような感じがする。新幹線じゃなくて特急ということでローカルだけど日常が混じっている感じも増してくる。出かけた先が楽しいものでありますように。2025/07/10
千利体
1
大宮駅で読了 騒がしさが伝わってくる描き方が見事2025/06/20