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内容説明
打倒ブシフの兵が喰らった猛襲は、信仰すべき対象からのものだった──。
絶望的な戦況を一変させたのは、パルの武勇、ハッタの機転、そして太郎の奇策!
マリョウ編、堂々の決着。
そして長きにわたる旅路はその先、ついに望郷の地へ。
連載時に読者が総立ちで熱狂した決定的瞬間が、ついに訪れる!
山田芳裕の最新遠大野望作、週刊「モーニング」で描きため完了後9週連続掲載の「ブロック連載」中。「コミックDAYS」でも好評配信中!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ころこ
26
近代的なシステムの構築が主題となっているが、他方でそのシステムの正当性を担保するために宗教が問題になる。宗教はいったん近代を終えて、切断された歴史の古層に眠っている無意識を呼び起こさせるものとして、いわば鏡のような存在のはずだ。ところが、宗教さえも構築的に変換可能なことが仄めかされる。宗教を操作することができるディープステートのような存在が日本にあるのではないか。はじめに抑圧されたものが形を変えて回帰するという物語の典型だが、いよいよ終わりが見えてきた。2025/02/10
どら
18
マリョウ編が終わり一気に日本へ。北海道縦断が一巻の半分も掛からず終わるとは思わなかった(笑)。羆と戦わないのか…(色々違)。電池が大事なのは海皇記のエクタルの石を思い出した。次巻は青函トンネルでドラゴンヘッドか!2025/01/25
ミエル
16
ついに太郎が日本へ到達。ルートはやはり樺太経由、いにしえの民の大移動とおなじかー。500年前の味噌ラーメン… 今回はサバイバルライフハック多めのロードムービーっぽい流れでこれはこれで楽しい。2025/01/27
ぐうぐう
12
もう一度文明をやり直すとしても、人類は同じ轍を踏んでしまうものなのか。「そういう弱肉強食を嫌って……弱い者でも生き残るための選挙だったはずが……やっぱり強い者の餌にしかなれてなかった いつの世も民主主義なんてものは……上辺だけなのかもな」そんな教訓を経て、身分を取っ払い、貧富をなくし、平等を管理する理想の国を作ろうとする動きに対し、共産主義という失敗を知る太郎は苦い表情をする。ともあれ太郎は、ついに北海道の地を踏む。2025/02/14
毎日が日曜日
6
★★★+ 遂に日本に到着。2025/01/26