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内容説明
「日本編」は「ヒューマ編」へ!
かつて大寒波に見舞われた東京から、娘は九州へと旅立っていた。
その痕跡を追う舞鶴太郎は、相棒パル、女医リコとともにヒューマの電動船に乗り込み、その本拠地への移動をもくろむ。
電動船を仕切る男の名は、ブシフジュニア。
かつてマリョウ国を裏から支配した男の息子で、太郎とは不倶戴天の敵にあたる。
船上での暗闘は二転三転し、ブシフジュニアたちは偵察船による救援で太郎を抹殺しようと試みる。
だが現れた偵察船に乗っていたのは、誰にとっても意外な人物であった――!
山田芳裕の最新遠大野望作、週刊「モーニング」で描きため完了後に9週連続掲載の「ブロック連載」中。「コミックDAYS」「マガポケでも熱烈大反響同時配信中!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ころこ
30
久しぶりなので完全に忘れる。モルって誰だっけ?我々はいま、世界史だとか、世界経済だとか、そういう言葉を使う。部分の集積が全体ではなく、世界史ならばヨーロッパが中心になりアメリカに移り、世界経済もアメリカが中心になる。しかし、この考え方は陰謀論に陥りがちだ。それに対して本作は経済と歴史の相関関係を表現してきた。部分的な合理性から人間の営みは歴史が違えども同じだという物語だと理解してきた。だが、終盤に差し掛かり、世界の全体をみせないといけないときが迫ってきたようにみえる。結局、我々が知りたいのはそこだ。2026/01/29
ぐうぐう
18
太郎が故郷の日本に戻ったように、『望郷太郎』を読むとそもそもの漫画というものを思い出させる。手塚治虫以降、漫画はあらゆる表現方法を模索し、試作し、進化してきた。山田芳裕は、そのような進化や発展にどこかで抗っている。例えば、パルの乗った馬が、あるいはパル自身が、スタンガンの電流によって痺れる場面のエフェクトは、なんとも懐かしさを覚えるものだ。原点へ向かいつつある『望郷太郎』は、その漫画表現においても同様のようだ。2026/07/30
miel
18
日本国内を南へ移動する太郎とパルとリコ、相変わらずありし日の文明を使いこなす。ディストピアならではの緊張感だらけの世界観が楽しい。やはり経済利権は強いんだな… 世の中金がなければ動かせない、持たざる者に力はない。利権まみれの勢力との交渉も言うも通り面白い。次巻で終結?どんなエクストリームな着地になるのか楽しみ。2026/02/05
ネタバレ:トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち
4
プリが颯爽と圧政敷いてるのイメージ通りだ そしてデカすぎて説明不要すぎるマンモス。強振でホームラン出すことを人生最大の喜びにしてそう。2026/01/24
笠
3
3.5 新刊読了。プシフジュニアをうまいこと利用してヒューマの国へ潜入することに成功。あれだけ苦労してプリによる政権を確立したマリョウが、善政を敷いたにも関わらず「清き水に魚住まず」的な失敗をしてしまったのが残念。歴史は繰り返すという本作のテーマを改めて見せ付けられた気分。目的地に近づくに従って文明レベルはどんどん上がっているが、幸福度で考えると最初の村から大して変わってなさそうなのも皮肉だよなぁ。2026/03/25




