望郷太郎(10)

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望郷太郎(10)

  • 著者名:山田芳裕【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2024/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065343692

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内容説明

大寒波襲来、壊滅的打撃、世界初期化。人工冬眠から500年ぶりに目覚めた舞鶴太郎(まいづるたろう)は、愛する家族も財産も全て失った。絶望の淵から這い上がり、理想の暮らしと生きがいを求めて、祖国「日本」を目指す。ヒトと文明の歴史をさかのぼるグレートジャーニー。人類よ、これが未来だ!!

傑作大河漫画『へうげもの』で500年前における「文化」のルーツを描破した山田芳裕。この『望郷太郎』では一転、500年後の「文明」を描く!

舞鶴太郎の旅は日本まで直線距離であとわずか1500km、かつて満州と呼ばれた大国マリョウにまで到達。策謀うずまくこの国で太郎は、安住の地・ヤープト村を戦争の惨禍に巻き込まぬため、旅の仲間たちとともに代表者選挙に出馬する。

文明の男・太郎は、「絵札」と呼ばれる不換紙幣をばらまき、さらにガソリンを再発明することで票田を奪う。
情の男・ハッタは、国母・プリと手を組み、最大派閥・ブシフ派の権力基盤を裏社会から切り崩す。
そして野性の男・パルは、流血の大陸横断レース「馬車争」に挑み、ブシフ派の旗頭でもある最強覇者・ガラガラとの死闘に臨む。

――が、野性はさらなる野性を呼んでしまう。
パルの父を殺した不倶戴天の敵、凶獣「エンリル」。かつて相棒・ミトを屠ったヒョウのエンリルは、この地で新たな獣に敗れていたのだ。
最新にして最強のエンリル、それは天を衝く巨体を有し、人を食らい猛威をふるうパンダであった!

SNSで話題沸騰、各メディアも相次ぎ驚愕。
山田芳裕の最新遠大野望作、週刊「モーニング」で年2回の「ブロック連載」中。「コミックDAYS」でも好評配信中!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

21
少年マンガでバトルときたら行き詰まり。チェーンソーにパンダって、破綻しすぎにも程がある。2024/08/13

ぐうぐう

20
馬車争での勝利を勝ち取るべく、古いバイクを復活させる太郎。機械文明、つまり前世界の価値にすがる太郎を嘲笑うかのような展開が、その後に待ち受ける。巨大パンダの登場だ。まるで映画版『ナウシカ』の王蟲を連想させるストーリーだが、山田芳裕は意図的に『ナウシカ』をなぞっているような気がしてくる。2024/01/30

ミエル

18
前巻から時間をあけてしまって、9巻から読み直そうかと思ったけどバトル中心の展開なのでそこはオッケー。太郎もパルもハッタも、それぞれが自分の戦いで選挙の前哨戦に挑む。でも、本巻の主役は最強パンダ笑 巨大すぎるパンダがエピソード盛り上げすぎ。パルのエンリル好きと太郎のスーパーカブ再生がアツい。次巻、買ってこなきゃ。2024/07/17

北白川にゃんこ

6
ウワアアパンダダーッ!タスケテクレーッ!2024/03/27

くろねこ文学

6
パンダ、つぇぇ‼️ 坂道コロコロ~かーわいいって、…大木なぎ倒して人間も車ごと粉砕!! 甘噛み~って人間真っ二つ!!中身出ちゃう💦 シロクマも狂暴だし、パルは相変わらずビックリ必死な表情してるわりに、危機はだいたい回避しちゃってなんか笑えるし、いや~、笑いありトラウマありのすんごい巻でした。ジャイアントパンダ絶対生きてるだろ(; ゚ ロ゚)2024/01/23

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