望郷太郎(3)

個数:1
紙書籍版価格
¥704
  • 電子書籍
  • Reader

望郷太郎(3)

  • 著者名:山田芳裕【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2020/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065189962

ファイル: /

内容説明

【無料試し読み閲覧期間2024/4/15~2024/4/28】
大寒波襲来、壊滅的打撃、世界初期化。人工冬眠から五百年ぶりに目覚めた舞鶴太郎(まいづるたろう)は、愛する家族も財産も全て失った。絶望の淵から這い上がり、理想の暮らしと生きがいを求めて、祖国「日本」を目指す。ヒトのと文明の歴史をさかのぼるグレートジャーニー。人類よ、これが未来だ!

猛獣エンリルとの壮絶な戦いでミトを失い、パルの帰郷に従うこととなった太郎。凍える大地で叔父一家は生きていた。招かれざる客でありながら、村の存亡をかけた「大祭り」に巻き込まれる。未知なる原始の習俗が太郎の運命をもてあそぶ。

西の村や中の村よりも発展している東の村へ贈与された太郎。農耕が行われ、人口も多いこの村では奴隷たちが重労働を通じ長一族に奉仕していた。虚しく使役される男たち。復讐を誓う若き女奴隷頭。人でありたい。人になりたい。彼らを救いたい太郎は、やがて力の源泉に気づく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

buchipanda3

87
東の村と中の村の戦に新たな展開。どの時代でも人が取り憑かれるのは同じ。遥か昔にその事を身に染みて分かっている太郎は、それを使って生き延びようとする。今回はその効果がまざまざと出た話だった。ただ、その危うさもあるだけに今後どうなるか。人による経済活動の本質を突く内容というか、経済の歴史を辿る話の色合いが濃くなってきた。支配されたくないという強い欲求をかつて抱えていた彼はどんな道を選ぶのだろう。アンテ一族の件もまだ何かくすぶっている感じがあるし、東への道のりはまだまだずっと遠い。次巻も楽しみだ。2020/11/01

眠る山猫屋

57
現代に生きる我々が忘れがちな観念を、引き起こしてくれるというか認識を新たにしてくれるというか。ヒエラルキーの在り方を考えさせられる序盤、経済の意義と力が人間に及ぼす影響。荒廃した未来において、太郎は非力で無能力に近いが、知識を武器に生き抜いている。そんな彼を支えているのは、実は仲間への想いだったりする。人間がいて社会が存在する、そして繋がりも。人間て難しいなぁ。だから太郎の旅路から目が離せない。2020/11/03

ミエル

21
ついに金脈を発見、それを元に紛争をおさめ、奴隷解放、と一段落着いたけど、戦争が無くならない理由がよーくわかった。それにしても、マーが卑猥すぎて出てくる度に苦笑。確かに価値は高いよね、あの形なら笑。ほど良く下品で賢くなる漫画、最高です。 2021/05/03

ぐうぐう

20
初期化された500年後の世界。その原初の世界で人は、変わらず戦争を繰り返す。領土を広げるため、権力を維持するため、人は人を殺す。奴隷となった太郎は、助かるために、その原初の世界に金の原理を導入し、取引を持ちかける。500年前、経営者の父からの言葉が蘇る「金に依存している限り……金を創る者達の胸一つで……発展も没落もさせられるよ」父の言葉に逆らった太郎が500年後の世界で、金の力に頼り、資本の原理を持ち込もうとしている矛盾。世界は再び経済にひれ伏すのか。2020/11/08

manamuse

13
結局は金ですか。好きですな〜。2024/03/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16781352
  • ご注意事項