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内容説明
試練の続く「日本編」急展開!
マリョウ国を傀儡として操り、必須の物質を「マー」として吸い上げていたのは、舞鶴太郎の故国にある「ヒューマ」と呼ばれる勢力であった。
ヒューマとの交渉の糸口を求めて東北地方を南下する太郎とパル。
パルは初めて体験する多湿の空気にとまどい、太郎は1万キロを超える旅路の副作用たる激痛に苦しむ。
たどり着いたのは、かつての日本人の言語と習俗を残すカシマ村。
ここでもヒューマによる搾取に苦しむ者たちがいた。
東京へのルートを探りつつ、村人たちに戦うための「知」と「技」を伝授する太郎とパル。
そして冬を越し、新たな旅の仲間・リコとともに旅路は再開される。
かつて東京であったとおぼしき「トキョ」と呼ばれる地で太郎を待つのは、己の存在すべてを打ち震わせるもので――。
山田芳裕の最新遠大野望作、週刊「モーニング」で描きため完了後に9週連続掲載の「ブロック連載」中。「コミックDAYS」でも熱狂コメント多数にて配信中!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ころこ
29
日本に戻ってきてワクワクしながら読むが、他方で人間の描き方がどこでも一緒で、馬に乗ったり交易の仕方だったり鉄に価値を見出したりと社会構造の描き方も一緒のようで、作者の表現力に限界があるところが難点だ。大陸と島国で地図の見方が一緒とは思えない。東京の舞鶴通商本社の地下5階にあるシェルターの中には冬眠装置が2つあり、残り1つが引き出された跡がある。その後に実家に行き、娘の自筆で鹿児島に逃れる手紙を発見する。謎の正体は鹿児島にありそうだ。帝国主義的な社会関係は変わらないようで、最後にもう少し驚きがほしいところ。2025/08/12
ミエル
13
太郎日本編が本格スタート。日本に着いたら終了フラグかと思っていたら、まだまだ冒険が続きそうで嬉しい。青函トンネルを通って本州へ、太平洋側を南下してカシマへ。鹿嶋神宮らしき鳥居が良いなあ。あれだけ馬に乗る生活を送っていても痔になるのか笑 赤子の尻とか言われてるけど、それはしょうがないよね。頭の柔らかいカシマの民たちの安寧を祈りつつ、ついに鹿児島へ。2025/07/10
しじみのさしみ
4
新展開、新キャラ登場。ありえない構図で説得力のある絵に唸る。力強い漫画を描き続けてくださってて本当にありがとうございます。ますますおもしろくなってきました。2025/06/23
笠
2
4 新刊読了。ついに東京に到達。水没・崩壊した都市の中でバベルの塔のようにそびえ立つスカイツリーが印象的。『猿の惑星』における自由の女神像みたいな…やっぱランドマークだもんな。太郎の家族がコールドスリープによって生き残っている可能性、ヒューマ国との関係性、それらすべてが集約される旅の終着点として鹿児島が示される。最後に残っているのは希望か、絶望か。めちゃめちゃ映画化、もしくはドラマ化しそうな気がする。佐藤隆太主演とかで。2025/07/25
2n2n
2
ストーリー本編から少し離れた感想になるけど、鯨の肉を獲るシーンで思わず泣けてきた(´;ω;`) 日本の文明が一度滅びたとしても、日本列島に住む人々は、再び鯨を狩る術を身につけるのだった(´;ω;`)2025/07/03
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