文春文庫<br> 逃れ者 新・秋山久蔵御用控(十七)

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文春文庫
逃れ者 新・秋山久蔵御用控(十七)

  • 著者名:藤井邦夫【著】
  • 価格 ¥800(本体¥728)
  • 文藝春秋(2023/09発売)
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  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167920968

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内容説明

江戸に舞い戻った盗賊一味。蛮行を阻止すべく、久蔵は江戸を奔る。シリーズ第17弾

八年前、江戸から消えた盗賊《霞の藤兵衛》が江戸に舞い戻ってきたらしい。報せを聞いた久蔵は探索を命じる――。シリーズ十七弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

127
安定のシリーズの第17弾!表題作含む4話。2話目の『恩返し』久しぶりにバッサリ久蔵の言葉が冴える。3話目『逃れ者』も情が染みて好かった。ラストの『微笑み』は久蔵の倅・大助が絡むのだが、今回も綺麗な年増登場人物に笑ってしまった。「気を付けなはれや」!2023/09/29

やま

56
南町奉行所吟味方与力の秋山久蔵こと「剃刀久蔵」は、普通は温和な人物だが、悪党に対しては情け無用の冷酷さを秘めている。その久蔵が悪を裁く物語です。捕り方は、定廻り同心の神崎和馬、岡っ引きの柳橋の幸吉親分とその手下たち。 【読後】 展開が早く、ストリーは単調である。が、これはこれで読みやすい。長年読んでいると、登場人物の成長が楽しく、また、老が身近に感じます。シリーズ17作目。2023.09発行。字の大きさは…大。2024.02.05読了。★★★☆☆ 痴れ者、恩返し、逃れ者、微笑み、の短編4話。2024/02/05

真理そら

50
相変わらず大助は粋な形の年増にめざとい(将来が少し不安だ)「恩返し」はなかなか皮肉なタイトルだけれど、おしのさんになんとか20両を返してあげることはできないだろうかと下世話なことが気になる読者である。2023/09/08

goodchoice

3
いつものメンバーによるいつもの筋立てだが、鉄板の面白さがある。大助も色気に迷う歳となり、成長が認められる。2023/10/08

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