文春文庫<br> 帰り道 新・秋山久蔵御用控(十六)

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文春文庫
帰り道 新・秋山久蔵御用控(十六)

  • 著者名:藤井邦夫【著】
  • 価格 ¥800(本体¥728)
  • 文藝春秋(2023/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167920395

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内容説明

妻と幼い息子を残し出奔した男が、背負った代償とは? 
小間物屋『紅花堂』が何者かの付け火にあったらしい。報せを聞いた秋山久蔵は付け火を発見し、食い止めた謎の男の存在を知るが……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

138
好きなシリーズの第16弾!『返討ち』『帰り道』『淡路坂』『忠義者』いつもスッキリとか納得のシリーズなのだが、今回はどれも微妙に読後は口の中が苦い感じがした。仕方ないと思いつつもだ。特に3話目の『淡路坂』は和馬の幼馴染の神谷平四郎の話なのだが、お役の有る無しに関わらず武士って辛いなぁ。これしかないラストではあったけれど・・2023/05/30

やま

63
南町奉行所吟味方与力の秋山久蔵こと「剃刀久蔵」は、普通は温和な人物だが、悪党に対しては情け無用の冷酷さを秘めている。その久蔵が悪を裁く物語です。テンポがよく、展開が早く、筋書が簡単で、勧善懲悪で、読んでいてスッキリする。この秋山久蔵御用控シリーズは、新シリーズも含めて46冊になります。長く読んでいると登場人物に親近感が湧いてきます。返討ち、帰り道、淡路坂、忠義者、の短編4話。シリーズ16作目。2023.05発行。字の大きさは…大。2023.06.30~07.01読了。★★★☆☆2023/07/01

goodchoice

2
剃刀久蔵健在なり。まわりの脇役たちもいい味出している。2023/07/07

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