文春文庫<br> 残り香 新・秋山久蔵御用控(十一)

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文春文庫
残り香 新・秋山久蔵御用控(十一)

  • 著者名:藤井邦夫【著】
  • 価格 ¥790(本体¥719)
  • 文藝春秋(2021/08発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784167917357

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内容説明

南町奉行所の威信をかけ、総力を挙げた探索が始まる……。
人気シリーズ、第十一弾!

奉行所からの帰り道、秋山久蔵は得体の知れない浪人に襲われてしまう。
手下からの報告によれば、どうやら久蔵の首に二十五両の賞金がかけられているらしい。
早速探索を進めると、久蔵が過去に解決したある事件に、
恨みを持った後家の影が─。
女が抱える悲しみの重さに、久蔵は如何に立ち向かうのか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

157
シリーズ11弾!タイトル作と3話。巻頭の『出戻り』は、なんと久蔵の首に賞金が懸かった話。次の『迷い道』若い信吾を導く久蔵。ラスト『小塚原』若い旗本と尾張藩の家来の小競り合いからの顛末。いつもながら久蔵と柳橋の面々に安定感を覚える読書時間だった。2021/08/30

やま

78
南町奉行所吟味方与力・秋山久蔵こと「剃刀久蔵」は、普通は温和な人物だが、悪党に対しては情け無用の冷酷さを秘めている。その久蔵が悪を裁く。藤井邦夫さんの本は、配役になじみが有り、短編で、テンポが良く、勧善懲悪で、読みやすくてよい。特に、秋山久蔵御用控は、十数年読んでいるので、秋山久蔵家の生い立ちや、代替わりした柳橋の幸吉一家の家族や手下達がすぐ頭に浮かんできます。シリーズ11作目。字の大きさは…大。2021.10.02~03読了。★★★☆☆2021/10/03

とし

68
新・秋山久蔵御用控「残り香」11巻。秋山久蔵の首に賞金25両びっくりですが、ちょっと少額では・・・安定感、スッキリ感バッグン一気読みでした。2021/12/21

マカロニ マカロン

7
個人の感想です:B。「小塚原」という短編目当てで借りたが、小塚原は7頁しか出てこなかった。南町奉行所の「剃刀久蔵」と称される与力とその捜査網の話が4話。容疑者が捜査線上に2人浮かぶと、AではないとBだと断定してしまう。冤罪の起こりそうな捜査方法。おとり捜査、目撃者の買収、現代的に言えば違法捜査だらけ。『秋山久蔵」シリーズはもう40冊目ということらしいので、人気らしい。フォントが大きく、ふりがなも沢山ついているので、読みやすいのは確か2022/04/09

goodchoice

3
久蔵一家のチーム力は素晴らしく、久蔵の悪を懲らしめる強い姿勢は変わらない。いつ読んでもスカッとする。2021/10/05

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