内容説明
孫策15歳の年、父親である孫堅が董卓討伐のために挙兵し、孫策は初陣を迎えることになった。彼を暖かく見送るつもりでいた周瑜だが、孫策に語ったある方策が孫堅に認められたことで、望むと望まざるを考える以前に軍に入ることに。だが、そんなとき賊に襲われていた一家を助けたことから、孫策と周瑜はある事件に巻き込まれる。シリーズ続編にして第1作より時代は遡る、若き孫策、周瑜のさわやかだがせつなくもあるスピンオフ初陣編!
目次
序
挙兵
想い
所以
軍才
決意
囮
終章、もしくは新たなる序
東呉夜話 第四夜――壱
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
6
朝香三国志。後に三国時代の英雄となる孫策は、十五歳になった年にようやく初陣をむかえることになった。暖かく見送るつもりでいた周瑜だが、孫策ばかりかその父・孫堅からも参軍を要請され、戸惑う。孫堅は漢室をないがしろにする董卓を討つつもりなのだが、周瑜はは漢室の必要性を見出せないでいたのだ。そんなとき賊に襲われていた一家を助けたことから、孫策と周瑜はある事件に巻き込まれて…。 2007/07/23
あも
2
朝香三国志シリーズ続編。時系列は第1作よりも遡り、孫策の父親である孫堅が董卓討伐のために挙兵。まだ幼い孫策も従軍を許され、周瑜は孫策に語ったある方策を孫堅に認められたことで、望むと望まざるを考える前に、共に軍に入ることになる。一方、野党に襲われた主従を救ったことから、祖茂という青年も共に行くことになったが、彼にはある秘密が。荊州刺史王叡や、南陽太守張咨との戦も正史に沿ってしっかり描かれている。史実に記述の少ない祖茂やオリキャラの李昂なんかで上手い具合に史実の隙間を遊んでおり、良い味を出していて良質な小説。2016/06/01
まろん
1
★★★★★ 伯符初陣編。周瑜と伯符の二人が揃うだけでちょっとワクワクしてしまう。時系列順に読んでるので、まだ伯符は亡くなっていないけど、もうすぐだと思うと、寂しくなる。 初陣なのに全く活躍処がなくてふてくされる伯符がかわいい。二人の活躍だけを読んでいたい。2019/06/13
まごたく
1
これ読んでからかぜ江に戻ると、あーこの人たち成長してたんだなーと思います。孫策可愛すぎか。2016/05/17
はじめ
1
15歳の孫策と周瑜が可愛らしすぎて、終始にやにやしながら読んでいました。そこかしこに三国志の流れを知っている人ならば「ニヤッ」としたり「ヒヤッ」とするものを散りばめているのが憎いですね。やっぱり私は断金が一緒にいるだけで幸せです2014/05/02
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