集英社コバルト文庫<br> 青嵐の夢

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集英社コバルト文庫
青嵐の夢

  • ISBN:9784086144773

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内容説明

中国、後漢時代。十歳の孫策は、はじき飛ばしてしまった刀を拾うために隣家に忍び込んだ。すると、どこからか美しい琴の音が聞こえてきた。琴を奏でていたのは、同じ年くらいのきれいな顔立ちの少年、周瑜。だが、孫策に気づいた周瑜にいきなり刀で襲われたあげく、盗人呼ばわりされ、ふたりの出会いは最悪だった。それなのに、なぜか苦手の琴を周瑜に習うはめになり…。優等生的な周瑜の言動に反発をおぼえる孫策だが…。固い絆で結ばれた2人の出会いを描く!

目次

初めの日
立ち合い

琴聲
薬草
長い夜
東呉夜話 第五夜――壱

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Natsumi

6
図書館

はじめ

2
孫策も周瑜も真っすぐだなあ、性質は違うけれども。だから衝突もするし反りの合わない部分はあるけれど。こいつら喧嘩ばっかりしてるなあと思うけれど2014/05/15

ふく

1
こないだ赤壁のを読んでたので、平和すぎて切なくなってしまった。赤壁の周瑜に子どもの頃があったなんて…というなんとも不思議な気分で読了。孫策と周瑜ってほんと全然違う人で、引かれあってく過程はよく分かりました。読者が二人の行く末を知ってるからこそだせる切なさとか良さってあるよな…と思いながら読みました2017/02/19

あも

1
かぜ江シリーズ番外編第1弾。孫堅が赴任先の戦場を転々とする中、隣家の周家の世話になったという史実をベースに幼き日の孫策と周瑜の出会いを描く。マイナスから始まるファーストインプレッションから共通の困難に立ち向かうことで互いを理解し、認め合っていくという非常にオーソドックスな構成の青春成長物語になっている。単品で見てもティーン小説としては悪くないが、シリーズファンならより二人の出会いを楽しめる。周瑜は(シリーズの他作に比べれば)子供っぽいが、孫策は大人になってもこの頃とあんまり変わってない所が彼らしくて良い。2016/06/02

まごたく

1
周瑜クオリティは10歳の頃から維持されとるんですね。。。かわいかったです。2016/05/21

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