警視庁草紙‐風太郎明治劇場‐(9)

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警視庁草紙‐風太郎明治劇場‐(9)

  • ISBN:9784065312698

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内容説明

剣なき時代を生きる「剣士達」の物語がーー今、始まる。維新後、剣と共に「誇り」をも奪われた侍達ーーその鬱憤は、日本各地での士族叛乱を引き起こしていた。同時に、帝都では元・剣士が新たな「剣の道」を探るべく、剣劇興行「撃剣会」を旗揚げ、人気を呼ぶ。かたや、警視庁を率いる川路利良は「来るべき刻」に備え、あらためて剣の使い手を結集せんと動いていた。剣なき時代の剣士達の想いが交錯する「残月剣士伝」ここに開幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

麦ちゃんの下僕

99
山田風太郎『警視庁草紙』のコミカライズ第9巻。収録されているのが「残月剣士伝」&「続残月剣士伝」編ということで、明治19年に実際に行われた「天覧兜割り試合」をモチーフにした警視庁vs擊剣会の“兜割り対決”や、千羽兵四郎の夢に出てくる上野戦争、藤田五郎(=斎藤一)の新選組時代の回想シーンなど…とにかく“サムライ”&“刀”がフィーチャーされていて、アクションシーンの迫力が特に印象的な回になっています!同じ新選組隊士でありながら、斎藤一や永倉新八のカッコよさに対して平間重助の醜さといったら…(苦笑)2023/09/09

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