警視庁草紙‐風太郎明治劇場‐(7)

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警視庁草紙‐風太郎明治劇場‐(7)

  • ISBN:9784065307199

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内容説明

剣なき時代を生きる「剣士達」の物語がーー今、始まる。維新後、剣と共に「誇り」をも奪われた侍達ーーその鬱憤は、日本各地での士族叛乱を引き起こしていた。同時に、帝都では元・剣士が新たな「剣の道」を探るべく、剣劇興行「撃剣会」を旗揚げ、人気を呼ぶ。かたや、警視庁を率いる川路利良は「来るべき刻」に備え、あらためて剣の使い手を結集せんと動いていた。剣なき時代の剣士達の想いが交錯する「残月剣士伝」ここに開幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

麦ちゃんの下僕

91
 山田風太郎『警視庁草紙』のコミカライズ第7巻。「開化写真鬼図」編は、本当にそういう展開になったので逆にびっくり(笑) そして「残月剣士伝」編では、千羽兵四郎にとっての「上野戦争」、藤田五郎(=斎藤一)にとっての「芹沢鴨暗殺」という各々の“過去の記憶”がポイントになってきそうで、次巻も楽しみです♪︎2023/08/31

kadocks

4
7巻。「残月剣士伝」新選組や桜田門外の変の生き残り。妙にザラザラしてきた。当時の警察が幕末の生き残りやら色々な輩で出来たつぎはぎなのがのくわかる。それにしても話の間に入る講談新聞がいい。知らない歴史やら人物を丁寧に教えてくれて、そこからまた検索してこの時代のごちゃごちゃした面白さがわかる。2024/01/02

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