内容説明
『信長の軍師』シリーズの著者が贈る 江戸黎明期の騒然捕物帳！
勘兵衛、霞の中に消えた妖艶な美女を追いかける！
哀愁の“鬼勘”犯科帳！
北町奉行就任以来、初の三河への墓参を無事に済ませた米津勘兵衛。新たな密偵も加わり、江戸の治安をさらに強化させていた。
そんな勘兵衛のもとに届いた一通の書状が奉行所を困惑させる。送り主は後醍醐天皇の側近で伊勢の名門北畠家の所縁のものだったのだ。勘兵衛は請われるままに密会する。
一方、湯島天神界隈に妖艶な女が出没するようになり……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんぶん
17
【図書館】初代・奉行シリーズも８巻目。 相も変わらず、江戸初期の世相は物騒だ、捕り物の何たるかも判らず行動する事は大変だと思う。 そんな中にも、日々の営みは続いて行く、盗賊を追って動き回る密偵たち、少ない人数で役目をこなす同心たち。 混乱期の世相が手に取る様に判る、この物語が好きです。 この時代に眼を付けた筆者にも感謝。2023/04/21
蕭白
4
悪くなかったです。2023/12/15
