テメレア戦記 気高き王家の翼 上

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テメレア戦記 気高き王家の翼 上

  • 著者名:ナオミ・ノヴィク/那波かおり
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 静山社(2021/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784863896406

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内容説明

十九世紀初頭のヨーロッパ。強大な権力を握ったナポレオンは、英国に侵攻する機会をうかがっていた。英国艦隊の若き艦長ウィル・ローレンスは、フランス艦との戦いのなかで、孵化間近のドラゴンの卵を見つける。海上で孵った竜の子テメレアは、ローレンスをみずからの担い手として選びとる。この時代、ドラゴンは国家にとって、かけがえのない戦力だった。高い知性を持つテメレアと、海軍から航空隊へ移ったローレンスは、イギリス海峡のドラゴン戦隊に加わるための厳しい訓練をはじめる。ドラゴンと人間が絆を結ぶ物語に、史実や実在人物を織り込んだ、異色のファンタジー・シリーズ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くたくた

53
ふふん。幼いドラゴンが可愛いんですけど!!!時はナポレオン戦争の時代。海は戦列艦による艦隊戦。そんな世界にドラゴンがいたら、の架空戦記・ファンタジー。生まれてすぐに言葉を交わし、名前を与えてくれた者を主とするドラゴンーーー聡明で巨大な生き物、と人間の愛と友情の物語。とにかくドラゴンのテメレアが文句なく可愛い。生後数ヶ月でこの知性。フランスのフリゲート艦を拿捕したら積み荷の中にあったのは中国産の希少種ドラゴンの卵。しかも孵化目前。だれかがハンドラーにならねばならないが、ドラゴンと生きるのは試練の道である。2022/01/29

しゃお

31
1805年、英国海軍艦長ローレンスは、拿捕した仏軍艦にドラゴンの卵を発見。その卵から孵化したドラゴンはローレンスをハンドラーと認めた事から、ローレンスは航空隊へと転属せざるを得なくなる。最初は海軍の軍人としての誇りから自身の運命を呪うものの、テメレアと名付けたドラゴンと過ごすうちに、自身の偏見を認め、航空隊のキャプテンの一人として成長していく姿が描かれていく、架空歴史ファンタジー。2022/01/24

BECHA☆

11
ロッホ・ラガン基地で訓練を重ね実戦に配備されるテメレアとローレンス。竜と担い手の関係も様々。音楽会の描写が傑作。戦争の現実は厳しい。ハウ卿のスケッチブックと論文集はハリポタの教科書同様に出版してほしいものです!2022/01/31

もち

9
「あなたがいれば、黄金なんていらないよ」◆拿捕したフランス艦は、竜の卵を運んでいた。船上で孵った漆黒の竜は、担い手として艦長・ローレンスを選ぶ。炎に嵐に毒、戦況を覆す能力を有するドラゴンが戦争に投入されている世界で、青年と竜の戦記が幕を開けた。■シリーズ第1作。ナポレオンとの戦争、ドラゴン部隊、秘密の訓練所、前代未聞の教官、とわくわくする要素満載のファンタジー。語り手は前向き、相棒は愛らしい魅力的なキャラ造形。他の軍人・竜との軋轢は多少あれど、終始爽やかなムードで展開していく。2023/12/05

葵上

7
テレメア可愛いなぁ。ローレンスはイイ男って感じだし。これは追いかけます。これだからリアル書店はやめられない。偶然の出会いがあるからね。2022/01/02

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