テメレア戦記4 象牙の帝国 下

個数:1
紙書籍版価格
¥946
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

テメレア戦記4 象牙の帝国 下

  • 著者名:ナオミ・ノヴィク/那波かおり
  • 価格 ¥946(本体¥860)
  • 静山社(2022/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784863896475

ファイル: /

内容説明

ローレンスらが捕虜として捕えられたツワナ王国では、竜と人が家族を形成していた。その竜王モカカーンはツワナの民が西洋人の奴隷狩りの犠牲になったことに憤り、奪われた民を取り返す計画を温めていた。テメレアの機転によりなんとか監禁から脱出したローレンスたちだったが、英国がアフリカ大陸に築いた植民地と貿易港はツワナ王国によって奪い返され、英国はアフリカからの撤退を余儀なくされた。そして、帰国したローレンスたちは、英国空軍がすでに苦境を脱したことを知る。しかし同時に、海軍省委員会が敵国フランス軍を壊滅させるべく進める非道な計画を知ってしまい、愕然とする。テメレアとローレンスは、悲痛な思いを胸に祖国から敵国へと向かう決意を固め…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もち

9
「きみはいまごろどこにいただろうか?」◆薬の原料を手にした矢先、竜が治める謎の帝国に囚われたクルーたち。脱走は成功するが、大陸の港町は悉く焼き払われていた。一方、イギリスでは世界情勢を書き換える作戦が進行し――。テメレアたちの下す、評決は。■茫然とした。シリーズ半ばにしてこんな大転換が起こり得るなんて。圧倒され、打ちのめされたが、不思議と納得している自分がいた。ここまで旅に連れ添ってきて、こうなると、なんとなく解っていたからだろうか。ただのファンタジーでは成し得ない、孤高の幕切れ。2023/12/05

BECHA☆

7
ようやく祖国を救える見込みが立つも、ツワナ王国王の怒りを買い、窮地に陥る一行。また新たなドラゴンの生態が紹介され考えさせられる。 帰国したローレンスは、祖国の行ったあまりにも身勝手な計略を見過ごすことが出来ず、テメレアとともに行動する。2022/09/25

つくし

2
起死回生かと思いきや七転八倒の4巻でした。女性の権利についても織り交ぜながら、奴隷制について、そしてドラゴンの権利までも、この世界のこの時代のテーマとしてしっかり捉えられていて読み応えがあります。ローレンスの生き様は潔いとも頑なともいう。本国に帰り、そこにあるのが惨状とはいえ、なつかしい名前に出会えるのは嬉しかったです。2022/12/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19522048
  • ご注意事項