二見時代小説文庫<br> 口封じ - 栄次郎江戸暦25

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二見時代小説文庫
口封じ - 栄次郎江戸暦25

  • 著者名:小杉健治
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 二見書房(2021/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576210100

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内容説明

大店の主に迫る凶刃!

なぜ命を狙われたのか、いつまでも謎のまま…。
田宮流抜刀術の達人で、三味線の名手矢内栄次郎は、謎解きの鍵を握る男を追う。
だが何者かに先を越され、その男の口が封じられ……。

田宮流抜刀術の達人で、三味線の名手矢内栄次郎は、太物問屋『 和泉屋 』の大広間で開かれた会に地方として 三味を握っていた。主人夫婦の舞台が終わり宴会に移る。主の藤右衛門は、 額が広く顎の尖った男の言で庭に出た。男は土蔵の前に立つ藤右衛門の背後に迫った。匕首を手にして……。目にした栄次郎は男の後頭部目掛けて小石を投げた。栄次郎は男から匕首をもぎとり……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

80
読後感が良く、心がほっこりする人情捕物噺。シリーズ25作目。字の大きさは…小。将軍徳川家斉の実父一橋治済の庶子。田宮流抜刀術の達人で三味線の名手・矢内栄次郎が、事件の謎を解く物語です。此度は、三味線の兄弟子で、太物問屋・和泉屋藤右衛門が殺し屋・丑松に殺されかけた所を救った栄次郎が。藤右衛門殺しの真相と、大身旗本の大河内主水に踊らされた残忍な盗賊猿霞一味を捕縛します。栄次郎は、元猿霞一味の幹部で、5年前に好きな女と一緒になるために盗賊を止め堅気となった、小間物屋「新田屋」伊佐治の家族を守ります。🌿続く→2021/07/04

犀門

3
No.091★★★★☆栄次郎のやってることは、とてもお節介だとは思えない。ただ、市井に蔓延る悪を見て見ぬふりをする事が出来ないのだ。2021/08/20

goodchoice

1
栄次郎のお節介が今回も広がり、十分楽しめる。そろそろ年貢の納め時も近いのか。2021/04/27

よしぜん

0
★★★★⭐︎ 2022/08/18

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