張良

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張良

  • 著者名:宮城谷昌光【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 中央公論新社(2024/12発売)
  • 夏の総決算!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍(~8/31)
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  • ISBN:9784120058578

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内容説明

秦に祖国・韓を滅ぼされた張良は、秦への復讐と韓の復興を誓う。多くの食客を使って素早く情報を集め、劉邦に軍略を授けてその覇業を助けた張良の鮮烈な生涯を描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

巨峰

50
最近の宮城谷さんでは秀逸ではないかと。一晩で一気読みした。孤高の天才的な描かれ方の多かった張良ですが、チームプレーの部分もしっかり書き込まれたのは宮城谷さんらしいと思いました。2025/04/01

竹園和明

42
武闘派の項羽を破り漢を建国した劉邦の腹心で、蕭何•韓信と共に「漢の三傑」と謳われ主に作戦参謀の役割を担ったのが張良だ。『三国志』の諸葛亮孔明は超能力者のような描かれ方でウソ臭かったが、本作にそんなウソっぽさは一切ない。かつて祖国を滅ぼした秦の始皇帝への憎悪を胸に秘め、劉邦の側近となり彼を支え秦を撃破。その後、楚の強豪項羽にも勝利した。本作は変な盛り上げ方をせず淡々と史実を描いており、それが逆に重厚さ生んでいる。やはり歴史にハードボイルドな脚色など一切不要。重みと凄みを伝えるのは作者の力量だと痛感した。2025/03/01

姉勤

37
某podcastで項羽と劉邦特集をやっており、張良に興味が湧き。資料に忠実になるのは、白髪三千丈の国でかつ勝者の記録となり、娯楽小説では間違ってないのだろうが、そことは一線を画す著者の作品。楚漢戦争を舞台に、方士と侠客から観た、漢帝国の成立。その両方の性質を持った張良の人生。天才軍師的なシーンもなく、劉邦との昵懇な描写もあえて減らしている感がある。他作品で顕著な、戦場の干戈も聞こえず、美女との濡れ場も少ない。その分、項羽の一族の項伯との義侠的友情にページを割いている。真っ当を通した故に大成し、天寿をえた。2025/08/13

まえぞう

34
張良といえば、簫何、韓信と並ぶ漢草創時の三傑ですが、他の二人と比べて現世から一歩引いた感じがします。宮城谷さんですから、いつも通り有名な逸話がでてくる後半は駆け足です。作者の想像を膨らますことができる余り取り上げられてこなかった前半生に力が入るのも理解できますが、有名な話しを宮城谷さんの知識と筆力で大きく展開させてもらいたくもあります。2025/02/26

31
24年12月。読売新聞オンラインにて10か月ほど連載。宮城谷先生の文章を読んでいるだけで満足なのだが、他の作品同様に後半は駆け足なのは惜しいところ。先生も重複する内容を何度も書きたくないだろうし、史料の少ない前半生の方が小説として創作の妙があると見るべきか。いつものことだが地図はもっと詳細なものが欲しい。すべて頭の中ということはないだろうから先生はどう管理しているのか。2025/07/20

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