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内容説明
若き日のプリニウスを描く、新章がスタート! 北イタリアの街・コムムで生まれ育ったプリニウス。アルプスの麓にあるその街は、森と湖に囲まれた自然豊かな景勝地。そこでプリニウスは動物や昆虫、植物と触れ合い、世界を観察する悦びに目覚める。親友との哀しい別れを経験したプリニウスは、帝都ローマへ。書物に没頭し、学問に明け暮れる青年期を過ごす。さらに心惹かれる女性も登場するが……。「博物学者プリニウス」の原点に迫る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
40
幼少期から青年期のプリニウスが描かれる11巻。資料がほとんどないため創作された物語ではあるけれど、風光明媚なコムムで動植物に深い興味を傾けそんな風に育ったのではないかと微笑ましく小さなプリニウスを追いかけた。勉強のためいつの日かローマに行かなくてはならないことに渋い顔を見せたプリニウスに父が言った「お前はローマに行ってここで学んだ物を失うのではない。この世界をより深く理解するために行くのだよガイウス」の言葉は、自分の環境が変わることがとても嫌な私に優しく響いた。(⇒)2025/01/12
ぐうぐう
30
プリニウスの幼少期から青年期をプレイバックする第11巻。知るとは行動を伴う。出会いがなければ知ることはない。少年・プリニウスは、果敢に自然の中に足を運び、野生動物や植物、鉱石や青銅器に触れる。プリニウスにとってそれは、世界を理解する行為である。ローマへ移り、青年となり、彼は恋を知る。初めての恋に狼狽えるプリニウスは、オウィディウス『恋の技法』を読み、女性を知ろうとする。マリウスは言う。「言っとくけどそんなの読んだところで今は役に立たないよ」(つづく)2021/08/21
本木英朗
23
大自然で育った少年は悲しい別れを経験し、ローマへと旅立つ。学問に打ち込むも、芽生える淡い恋心。青年は馬上の人となり、戦場で槍を振るう。嗚呼、是人生也――という11巻である。この巻ではいよいよプリニウス自身の話だってことなんだよねえ。さらに言えば次巻で終わりだってことも、ヤマザキマリ&とり・みきの話から分かってしまうのだ。大満足でした。……ではでは、また12巻でお会いしましょう。2022/11/02
陸抗
22
ネロの死から一転、プリニウスの幼少期から青年期まで。自然を愛し知識を貪欲に詰め込む所は、昔から変わってない。でも、友達と遊んだり、恋人に振られたり、人らしい場面もあったんだ。2021/07/10
スズコ(梵我一如、一なる生命)
17
大切に暖めていて、遂に手を出しました。イタリア、ローマ、古代!!奇妙奇天烈の世界(博物誌)!!私の好きなものてんこ盛り!石工の家族には幸せになって欲しかったな。おにいちゃん。。。(涙)2022/04/13
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