内容説明
かつてフェンシングを教えてくれたベックスに憧れ続けているというカルラは、銀河選手権を制したほどの使い手。しかも、いまや強力な近接特化型FTRであり、ラーベルトの次節の相手だというのだ! そんなカルラに対し、ベックスはFTRを辞めるように言い放つ。いくら対戦相手とはいえ、自分を慕う後輩に対しての冷たい態度に、サクヤはどこか納得がいかず……。果たして戦いと想いの行方は!? ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
alleine05
6
面白かった。剣で斬ったり、光の弾を撃ったり、防壁で防いだりと単純な図式のバトルなんだけど、戦いの前に対戦相手に合わせてあれこれ戦術を考えるあたりがいかにもスポーツって感じでいい。使える武装もルールでエネルギーの上限が決まっていて、だからこそそこをどう工夫するのかという試行錯誤する余地が生じるのも楽しい。今回そこらへんが十分味わえる展開で良かった。と同時に、バトルするラーベルト当人よりもむしろサポートのサクヤ視点からの描写が多いという変則的な図式になっているのも面白いところ。2016/06/28
海老庵
3
チーム戦で競技者サイドとデザイナーサイドから話を作れるというのは構成として美味しい。今回はデザイナーサイドに比重を置いていたが、役割分担をはっきりする事で脇役が個性を発揮出来るのは良い事。コメディ要素とバトル要素のバランスも良く楽しんで読めた。2010/05/21
タカユキ
2
そうだよね、「殺気を読む」なんて普通無理だよね!w 今まではロバートたち焦点を絞られていて見えにくかったBTRの全体像が見えてきたことで、更に面白くなってきましたね。今後も楽しみ。2010/05/15
nanashi
2
シャグナゲ一門というライバル像が出てきて競技ものとしての面白さが加速している。ラブコメっぽく見せているが、結構重めの恋愛話も個人的に好み。1巻は構成の妙に気を取られたが、今思うと真っ当な面白さを殺していたような気もする。2010/05/12
んがんぐ
1
このシリーズの良いところは、運とかよりも勝つべく準備をちゃんとして勝ってるところがいいですね。過程にシリーズの大半を割いて、1冊1試合がとても良いです。2017/01/20
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