バンチコミックス<br> プリニウス 1巻

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バンチコミックス
プリニウス 1巻

  • ISBN:9784107717573

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内容説明

どうしても、この男が描きたかった! 世界史上もっとも著名な博物学者にして、ローマ艦隊の司令長官。古代ローマ一の知識人にして、風呂好きの愛すべき変人。その男の名はプリニウス――。『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリが、最強のパートナー“とり・みき”を迎えて、ふたたび魅惑の古代ローマ世界に挑む。圧倒的な構成と迫真の画力で2000年前の世界を描く、歴史伝奇ロマンの決定版、ここに誕生!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

159
先日の日曜の昼間、NHK-FMの松尾堂でトリ・ミキさんが出ておられてこの話をしていたのと、「テルマエ・ロマエ」を興味深く読んだ印象が残っていたので読んでみました。やはり風呂好きということではつながりがあるようで、私は名前だけを知っていましたが、どのような人物かは知りませんでした。皇帝ネロ時代の人のようですね。プリニウスの書記官が話を進めていくと思われます。楽しみです。2017/01/31

アキ

86
ザイウス・プリニウス・セクントゥス、A.D.23〜79.「寛容・進取・博学」古代ローマの精神を百科全書『博物誌』に著した博物学者。京都で観た「ポンペイ展」の物販コーナーで積んであったマンガ。始まりはウェスウィウス火山を船で調査する場面。怪物キマイラの現れる予兆。噴石の降る中、優雅に風呂に入り膨大な知識を話し続ける。口頭記述係のエウクレスは、かつてシチリア、エトナ火山の溶岩流で住いを失った若者。そんなガイウスを皇帝ネロがローマに呼びつける。カティア、プテオリを経てようやくローマに着く。街角でネロと遭遇する。2023/01/09

吉田あや

79
「どうしてもこの男が描きたかった」とヤマザキマリさんがとり・みきさんとのタッグで再び古代ローマを舞台に描く、ありとあらゆる知識に富む知識人で博物学者であり、またしても風呂好きの変人プリニウスの歴史伝奇。ヴェスヴィオの噴火から始まり時間が遡っていく冒頭だけでも大興奮! 途中に挟まれたヤマザキさんと、とりさんの対談では南方熊楠の話も出てきたりで更に大興奮!! 虚実混じりながらの古代ロマン。いかにしてプリニウスが森羅万象と向き合ってきたのか、これからの展開が楽しみ!2016/07/14

wata

62
表紙だけみてポンペイの話?と思ったけど違うみたい(^^;途中浴場が出てくると、設計者はもしや!と思うのは私だけではないハズ!ところであの半魚人は何っ?!2015/11/17

友和

58
古代ローマ時代、博物学者のプリニウスの好奇心が興味深い。メイキングのとりマリ対談が面白い。2014/09/18

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