バンチコミックス<br> プリニウス 3巻

個数:1
紙書籍版価格
¥726
  • 電子書籍
  • Reader

バンチコミックス
プリニウス 3巻

  • ISBN:9784107718419

ファイル: /

内容説明

皇帝ネロの暴政によって人心は荒廃、新興宗教の影も忍び寄る、帝都ローマ。栄華から一転、反知性主義が蔓延するその場所で、「知識と教養こそが“最後の砦”」と訴えるプリニウス。はたして彼は、迫り来る魔都の呪縛から逃れることができるのか。一方、書記官エウクレスは、想いを寄せた美少女娼婦の幻影を追い求め、魔都の闇に吸い込まれていく――。古代ローマの“悪夢”を幻視し、そこに生きる人間を活写する、歴史伝奇ロマンの決定版!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

130
プリニウスの第3巻です。最初に「ガイア」という猫が出てきます。プリニウスになついています。さらに小プリニウスとなる甥が生まれてローマにやってきます。この甥に家庭教師をつけるべく奔走します。またローマが空気があまりよくないので、ポンペイに行くべく旅をしていきます。天変地異の予兆か?大きなタコが打ち上げられたりします。なかなかいい感じで話が進みます。私の好きなコミックです。2017/02/07

wata

59
かなり変わり者のプリニウスさん。ローマから離れても熱心な研究心は衰えず。ポンペイですか…早く逃げないと大変なことに(>_<)2016/04/07

ネギっ子gen

50
【なにしろ猫好きなもので】、3巻の冒頭は猫好き・マリさんが趣向を凝らして、丸々1話分、プリニウスの “飼い猫”ガイアの視点を中心に話を展開。ガイアの視点ということは、当然地ベタから上を仰ぎ見る構図となる。そして(時には屋根や木の上)から下方を見下ろす絵もあったりで、面白い。で、とり氏が「この頃のローマでは、まだ猫は珍しい存在」に、マリ:<エジプトにはいたけど他地域では、まだ多くなかったはずです。でも、当時はエジプトもローマ帝国の領土だったから、そこから連れてきた猫がローマにいてもおかしくない>と。成程。⇒2021/05/09

くりり

44
ポンペイ、急いで逃げて~!!2016/05/14

本木英朗

32
皇帝ネロの暴政と新興宗教の台頭。危機迫るローマから、脱出を図るプリニウス。一方、エウクレスは、少女の幻影を追い求め、魔都の闇に溺れていく!という3巻である。たぶんまだまだ序盤なんだろうね。いやはや、恐れ入ったよ。とりあえず次の巻へGo!だぜ。ではでは、また。2021/11/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9829185
  • ご注意事項