バンチコミックス<br> プリニウス 6巻

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バンチコミックス
プリニウス 6巻

  • ISBN:9784107720160

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内容説明

大噴火に見舞われたものの、何とかアフリカに上陸した一行。そこで出会うもの全てに好奇心を刺激されるプリニウスの心は穏やか。当地の総督ウェスパシアヌスと旧交を温めたのち、一行はラクダに乗って砂漠を旅する。一方の帝都ローマ。皇帝ネロは倦怠の日々のなか、心は荒むばかり。「君側の奸」ティゲリヌス、王妃ポッパエア、ユダヤの宝飾商、哲人セネカ……王宮には陰謀が渦巻き、それぞれの思惑が交錯する。波瀾の予兆にみちた第六巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

100
プリニウスの最新巻第6巻が出版されました。ヤマサキさんととり・みきさんの絵が楽しませてくれます。かなりリアルですね。キャベツなどについての話が面白く描かれています。ローマではネロとその腹黒い臣下の話が秀吉の晩年を思い出させてくれます。もう少し生物などの話を続けてほしい気がしました。2017/10/10

吉田あや

72
錯乱する暴君ネロの歪んだ愛憎が辛い分、自由にのびのびと創作されたプリニウスパートがより楽しい。インディジョーンズの様に描きたいとヤマザキさんがおっしゃる通り、書物からは得られない驚きと不思議に溢れた地球を自ら見聞きし、拾える限りの情報を記録し、編纂しようと旅を続けるプリニウスはまさに冒険家。人間も含むあらゆる動物の心を読み、不思議な力を発揮するフェニキアの子供の今後の活躍も楽しみ。プラウティナをその力で救ってほしい!2018/11/28

くりり

51
のんびり楽しんでるプリニウス、嵌められ暴君と化すネロ皇帝、そして欺瞞だらけのキリスト教は嫌いだ。2018/11/29

wata

50
ネロ皇帝がどんどん変な方向におかしくなって。ストレスからか?人格崩壊。一方のプリニウスは何だか自由でいろんな発見で人生満喫♪2018/11/28

吉田あや

48
アフリカで思いがけず再登場となるウェスパシアヌス!ネロ帝の退屈な演奏中に居眠りをしてしまい寵愛を失った、愛おしきうっかりさん。大きなキャベツを美しい!と愛でている姿が人柄を表すようでますます好きになってしまう。その後、正式なローマ皇帝になったウェスパシアヌスの人生を今後色んな本で追いたい。悪帝ネロは、我が子(ではないけれど)が亡くなり哀切のジャイアンリサイタルを開いたりと、どこまでも自己愛のみに生きる残念な人で、独唱会は集客できなかったとか…。人望のなさ極まれり。2025/01/07

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