内容説明
群雄割拠の戦国時代。尾張の武将・織田信長は、天下統一という壮大な夢の実現に向けて邁進するが、一族の姫たちはその夢に翻弄され涙を飲んでいた。信長の生母でありながら息子を憎んだ『土田御前』、女城主となるも甥の信長に処刑された『おつやの方』、信長の長女として徳川家康の嫡男に嫁ぐも自分のせいで夫を死なせてしまった『徳姫』。過酷な時代を生きた５人の姫の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
茉莉花
23
日本の歴史上、最も人気がある武将・織田信長。天下布武をかかげ、天下統一を目指す信長により、一族の姫たちは政略の駒となる。生母・土田御前、妹・お犬の方、叔母・おつやの方、長女・徳、次女・冬の5人が描かれています🙌🏼2020/11/23
郁
6
お犬の方やおつやについてはあまり知らなかったので読めてよかったです！2022/11/27
なーちゃま
3
①土田御前(信長の母)、②妹のお犬の方(信長の妹でお市の姉)、③おつやの方(信長の叔母で、信長が助けに来てくれることを信じるも助けて貰えず、磔にされて死去)、④徳姫(信長の娘、家康の嫡男の信康に嫁ぐも愚痴を信長に送って信康は切腹に、⑤家康の正室も巻き添えに殺される)2020/10/12
HNYYS
1
図書館本。織田家の姫というとお市の方や、茶々、初、江の三姉妹を思い浮かべてしまいますが、その他の信長やその時代に翻弄された姫君たちの話で、参考になりました。2020/08/17
ekoeko
1
母・土田御前、妹・お犬の方、叔母・おつやの方、長女・徳、次女・冬、５人の織田信長一族の姫達の物語。小学生高学年及び中学生用にしては・・・のイラストに萎えながら読む。深くはないがそれぞれの姫を知るにはよいかも。2020/08/14
