徳間文庫<br> 禁裏付雅帳十 決別

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徳間文庫
禁裏付雅帳十 決別

  • 著者名:上田秀人【著】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 徳間書店(2020/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198945480

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内容説明

鷹矢、幕府に盾突く!
よりあらわになった対決姿勢
闇に蠢く権力者たちの思惑が
複雑に交差するーー


京に激震が走った。
「朝廷の闇」のすべてを知る女、浪が捕縛されたのだ。
禁裏の弱みを握りたい幕府、闇を隠匿したい朝廷。両者ともに是が非でも手に入れたい存在だった。
捕らえたのは、禁裏付の東城鷹矢。
彼女を老中に差し出すべき立場にもかかわらず、逆に匿うという驚きの行動に出た。
幕府への決別宣言ともとれる振る舞いに、朝幕の権力者たちは揺れる。
新たな局面を迎えた暗闘の行方は!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

93
禁裏付雅帳10作目 2020.04発行。字の大きさは…小。老中首座・松平越中守定信の命により禁裏付を拝命した旗本・東城鷹矢は、将軍徳川家斉の実父・一橋治済の大御所襲名のため、朝廷の弱みを探るため京に来ている。公家のなかでも侍従に上がれる高位であった男と諸大夫の娘・浪が、手を組んで京の闇を支配していた。鷹矢が、朝廷の弱みである浪を助け、江戸へ知らせるのでなく、禁裏に匿う。それを知った定信の配下徒目付・津川織部を鷹矢の家臣・檜川が殺してしまう。その知らせを受けた定信は「東城は…典膳正は、余が討つ」と宣した。→2020/06/22

とし

70
禁裏付雅帳「決別」10巻。びっくりですね、松平定信を裏切ってしまいましたね、朝廷側に付くのか、次巻が楽しみです2020/08/08

蕭白

7
主人公がかなり男前になってきました。2021/04/25

jinya tate

6
図書館本。鷹矢の討った砂屋が残した波を巡っての争奪戦。上田作品の中では、京都物は初めてでだいぶ江戸とは勝手が違うのだなぁ、と思いながら読んでいます。松平越中守が本気で報復に動き始めそう。シリーズはあと2巻。乞うご期待。2023/01/18

わたしは元気

4
わぁ、次読みたい! 次々に難題が! 2020/07/14

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