内容説明
『近思録』は、中国南宋の朱子とその友呂祖謙が、宋学の大先輩、四子の遺文の中から、学問思想の精髄を選りすぐって編纂したものである。十四の部門より構成され新儒学の入門書となっており、四子の学の梗概はほぼこの書に尽くされている。わが国でも江戸時代以降、知識者階層や経営者に広く読まれた。
目次
巻の1 道体篇
巻の2 為学大要篇
巻の3 格物窮理篇
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
記憶喪失した男
7
朱子学の基本的文献。中国思想を代表する「理と気」について、陰陽五行説こそが儒教の奥義であるという「近思録」の「道体篇」が収録されている。あのドラゴンボールの「気」の概念の元ネタであり、中華ファンタジーの功夫(カンフー)の原典。2018/10/29
ゆうきなかもと
4
詩に関する箇所だけ抜き書き2015/07/17
なっしー
0
"誠実" たった二文字だが意識して実現するのは何と難しいことか2011/07/25
TF zzz-@-
0
同じく教授の薦め。2022/01/23
kkkk
0
学問は大事だなと思った。2022/01/23
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- 和書
- 色づく季節と隣のキミと