双葉文庫<br> 大富豪同心 : 24 昏き道行き

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双葉文庫
大富豪同心 : 24 昏き道行き

  • 著者名:幡大介【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 双葉社(2020/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575670097

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内容説明

引きつづき老中・本多出雲守の下屋敷で、徳川の若君の身代わりをしている八巻卯之吉。それでそっくりな若君は何をしているかというと卯之吉の代わりに“凄腕同心”に。――若君を狙う者がまたいつ襲ってくるかもしれぬ。「上様は抜け穴を掘れと仰せじゃ」。富士島ノ局が下屋敷の下に穴を掘るよう伝えるが、これは実は地下から屋敷を爆破しようという恐るべき計画だった。若君、いや卯之吉が危ない!! 大好評シリーズ、面白さ驀進中!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

55
将軍家のお世継ぎ影武者騒動を軸にして単発の事件が繰り広げられていくところをみると、どうやらほんとうにドラマに合わせた筋立てのようだ。お世継ぎの若君様は命を狙われる立場でありながら、同心として事件に関わったり、その影武者の卯之吉が知らずと事件を解決したり、双方が程よく絡んで面白いが、前作もそうだが影武者の筈の卯之吉がひょいひょいと屋敷を抜け出せてしまうのはドラマならではのご愛嬌、といったところだろうか(笑)、それにしても、影武者の卯之吉と同心の若君様に同時に使える銀八の苦労は並大抵でないことは確かである。2023/02/14

yamatoshiuruhashi

48
シリーズ24巻めにして初の短編集3話形式。そしていつもの馬鹿馬鹿しい調子良さの他に登場人物のそれぞれの過去に伴う少し沈鬱な雰囲気をまとった話ばかり。なるほど表題通りである。若君様は未だ本多屋敷に戻らず同心暮らしで張り切り、卯之吉は若君の替え玉と医者であり探偵である役回りを果たしていく。卯之吉、なかなか名探偵ではないか。それぞれの短編の事件、一つ一つは解決するのだが、その黒幕はそのままで大団円はまだ先のようだ。2023/09/28

keiトモニ

45
NHKBS時代劇を観たことない私が、ふと新聞広告で見つけた大富豪同心。気楽に読めっかなあってことで。本多出雲守の屋敷でばったり会う真琴姫と幸千代。真琴姫の幸千代を恋い慕う気持ちは本物なのだと覚ったけど、幸千代は南町奉行所に赴くのだ。止めてくれるなおっかさんって、いや止めてくれるな、美鈴殿!ってか。にしても同心尾上伸平、見廻り仕事も逢瀬機会にかこつける強烈なお雪への思いも儚く散ったものよのう。哀れじゃ。これも同心仕事をなおざりにしたバチである。仕事に手抜きはいかんと心得よ。これ24巻で、次は23巻へ逆行す。2021/06/24

はにこ

35
相変わらず狙われ続ける若君。若君は武芸が優れているけど推理はやっぱり卯之吉の方が何枚も上手だねぇ。偽金騒動は未だに解決せず。弥五郎さんの悲しい過去。由利ノ丞のことを好きなところを告白する弥五郎。これからも弥五郎の光となってあげてほしい。2022/01/12

Makoto Yamamoto

24
精巧にできた偽小判の流通で、江戸の景気は底を這うようで上昇の気配は見えない。 そんな中、将軍の弟幸千代と瓜二つの卯之吉。 影武者というより入れ替わってしまったのが、前作。 今回は周りの同心、幸千代、弥五郎が中心で卯之助は「動く骸」でらしさをみせたが、全体として今少し。 次巻での卯之助の活躍を期待。 このままではシリーズへの興味を失ってしまいそう。2021/07/01

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