双葉文庫<br> 大富豪同心 8 刺客三人

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双葉文庫
大富豪同心 8 刺客三人

  • 著者名:幡大介【著】
  • 価格 ¥528(本体¥480)
  • 双葉社(2014/05発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575665376

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内容説明

南町奉行所同心八巻卯之吉の命を狙い失敗し、捕縛された元女盗賊のお峰が小伝馬町の牢屋敷から脱走。下谷広小路を縄張りに好き勝手に暴れまわっていた悪僧、山嵬坊と結託し、三人の殺し屋を雇い再び卯之吉暗殺を企む。荒海ノ三右衛門一家、女剣士溝口美鈴らが必死に守るのだが、果たして卯之吉を悪の刃から守りきれるのか。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

56
テレビでは人情味を見せるためか、親と離別した過去が影を落として卯之吉の他人への無関心を産み出したかのように演出していたが、原作の卯之吉は正真正銘の自己中だ。動じない卯之吉があって初めて悪党の疑心暗鬼が活きてくるのだが、やり過ぎると不自然になる処を周りの人物を使って旨い具合に同心八巻の虚像を維持していっている。とは云うものの、この先卯之吉が本当に心を動かす場面が来ないものだろうか?そうした転調も見処かもしれない。2020/04/03

yamatoshiuruhashi

54
シリーズ8作め。今回は囮を使ったりと、とぼけたばかりの卯之吉ではなく、なかなかの名探偵ぶりも見せる。が、いつもの結末の爽快感は少なく、ちょっと陰鬱な気分にさせられる終わり方だった。2023/08/29

はにこ

35
前作で捕まったお峰。しかししぶとい!またもや卯之吉は狙われる。今回は卯之吉より由利之丞の方がピンチだったねぇ。がめつすぎんのよ。。卯之吉のイメージを守ろうとする美鈴と弥五郎に好感を持った。お峰との戦いはまだ続きそうだねぇ。2021/05/22

ベルるるる

32
役者スイッチがはいって同心になりきってしまう、卯之吉の身代わりの由利之丞がおかしい。同心にはなりきるけど、大金持ちの卯之吉にはなりきれずに、お金に簡単になびいていく姿が笑える^^2018/09/10

みかんめろん

15
物語の構成の上手さに感服。ただ滑稽なだけではありません。一気に読み切ってしまいました。佐吉の過去は悲しいですが、もう人間として壊れてしまっている…必然の最期と思いました。 女として見られていないと指摘されて悔し涙する美鈴様可愛いなぁ。最高のエンタメ作品です。 星5つ★★★★★2022/06/09

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