- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
27歳、会社員の日々野鮎美は、「山ガール」と呼ばれたくない自称・単独登山女子。中央アルプス・木曽駒~空木縦走に挑戦! 鮎美が軽量化のために用意した秘策とは!? 心の「隊長」に励まされ、我が身を担ぎ上げる。果たしてゴールまでたどり着けるのか――。姪っ子・朝里とおうちで山ごはん/薬膳山ごはんに挑戦!?/鷹桑 恐怖のサウナキャンプ/薮蚊の知られざる過去――など、面白さ大パノラマの12巻♪
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥
67
この巻は東北の岩手山と中央アルプス縦走。仙台に住んでいた割にはあまり東北のやまを登ったことがない。行ってみたいなぁ。木曽駒ヶ岳はロープウェイがあるので、木曽駒ヶ岳だけならば楽なのだけど、そこから宝剣岳、空木岳への縦走となるとかなりしんどい。リアル25歳ならともかく、今となってはもう無理だなぁ。木曽駒ヶ岳だけで良いからもう一度行ってみたい。降りた後の明治亭のソースカツ丼も美味しいよね。2025/02/16
眠る山猫屋
62
黒蓮さんとの東北弾丸ツアー後編。黒蓮さんの自由奔放で臨機応変、変幻自在な行動に振り回され続ける鮎美ちゃん。忍耐力が試されます、懐の深さが素敵。山小屋支配人代理・藪蚊さんのクズっぷりに唖然(;゚Д゚)。遭難時の格好には苦笑しかない。鷹桑くんは恩人(これまたクセ強な)の為に、キャンプサウナを手作り。命懸けのお手製サウナの顛末にも苦笑いや、爆笑。木曽駒ヶ岳縦走という、明らかにレベルの高い山行に挑戦するエピソードでは、単独登山女子としての成長が試される。試行錯誤しながら前に進む!おまけシール付きでした!2024/05/23
goro@一箱古本市5/5
54
縦走で登り返しは辛いけどずっと山の上にいられるのが幸せなんだよなぁ~。黒蓮さんのその後が気になる。2020/08/14
カブ
28
おうちキャンプが楽しそうでした。そしてソースかつ丼、山女魚の甘露煮弁当、牛豆腐めん、みんな美味しそう。山登りのシーンも楽しめます!2020/07/16
roatsu
20
今巻は人間模様も秀逸。黒蓮さんとの珍道中の終わりに見える二人の決定的違いと、彼女を象徴するような旅する蝶、アサギマダラが二人の周りを乱舞するシーンが印象的。まあでもそれでいいんだよ、と思う。木曽山脈縦走編は何より同地の描き込みが緻密で、ああここはとすぐわかる。漫画でありつつも登山のリアルをきちんと描く仕事ぶりが凄い。ほかの短編はいつもの情景や心温まる姪との一日、若い頃からブレずにしょうもない(笑)愛すべき藪蚊さんらにご飯が絡む佳作が揃う。またも受難の鷹桑君は曲折を経つつ本物の整いの境地に達したのでは、と2020/08/30