バンチコミックス 山と食欲と私 10巻

著者名：信濃川日出雄【著】

新潮社（2019/07発売）

• ISBN：9784107722027

内容説明

27歳、会社員の日々野鮎美は、「山ガール」と呼ばれたくない自称・単独登山女子。亡き父が遺した40年前の写真を頼りに、初めての九州・大分県、くじゅう連山へ。まさかと思いながらも父の足跡を探すが――？　登山初体験の姪っ子を連れて奥武蔵・日和田山を登ったり、謎を解かないとヤマンバに喰われるという旅館に泊まったり、「炙りの神様」に出会ったり!?　初めての体験と未知なる山ごはんが盛り沢山の第10巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ミカママ]

現時点でのアンリミはここまで。堪能させていただいた。都内のメッカ高尾山から、大分にお父さんの面影を求めての旅まで。山道具を小分けにしてケースに収めて…はわたしも最近収納に悩んでいるので読んでいてワクワクした。鮎美ちゃん、お父さんはきっと今でも山に登る鮎美ちゃんを見守っててくれてるね。

2022/08/27

[サンダーバード＠読メ野鳥の会・怪鳥]

山の日を目前にして山の本を。相変わらず美味しそうなメニューが多い。経験は無いけど、調味料の液漏れは悲惨だよなぁ。私は大きなタッパーの中に詰めていく派。中で潰れないし、液漏れしても安心。亡き父の昔の旅を辿る話も良いね。でも数十年後にあんなコメントを娘に読まれたら……。恥ずかしくて死んでしまいそうだ。（笑）

2019/08/10

[眠る山猫屋]

読んでいるうちに、山で美味しく調理していただくマンガだと云うことを忘れてしまう。ビンゴで当てたトーチバーナーに取り憑かれてしまう冒頭から楽しい。トーチバーナーの精霊が不動明王って(苦笑)姪っ子ちゃんと山料理したり、山道具の携行方法に悩んだり、“山あるある”も盛り沢山。九州・くじゅう連山では記憶の彼方にある実父の面影を辿る山行。物語としての完成度の高さが素晴らしい。

2024/04/30

[goro＠the_booby]

カタチから入る鷹桑秀平好きです！今回も安定の秀平でした。ズレてるところは玉に瑕ですが、気持ちは分かる😅お父さんの想い出を辿る旅が良い。瀧本さんの山小屋アルバイトも続けて欲しいな😊

2019/08/03

[ニッポニア]

この表紙のスタイル同じ構図でモチーフを変えて、と言うのがいいですね。いくらでもネタは出てくる、と言う気がする。満天の星空をみながら、食う焼き芋はさぞかし。

2025/01/25