ビッグコミックス<br> 新九郎、奔る!(4)

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ビッグコミックス
新九郎、奔る!(4)

  • 著者名:ゆうきまさみ【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 小学館(2020/06発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/28)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098606719

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内容説明

舞台は京から荏原へ!新章、領地経営編!!

父・盛定の名代(代理)で領地・荏原(現在の岡山県井原市)へ下ることに。
初めての領地に心躍らせる新九郎。
しかし、到着してみると領地である「東荏原」と伯父・盛景が治める「西荏原」の境目が曖昧で、
年貢の取り分も不明瞭であることが発覚。
領民も新九郎を領主として認識しておらず、
逆に盛景の息子で従兄弟の盛頼の人気は絶大。
伯父で年貢を集める「荏原政所」を取り仕切る珠厳も新九郎を客扱い、
古くから荏原に棲まう那須氏も何やら探り出し、
山積する問題に頭を抱えるがーーーー


京の都での「戦さ」とはひと味違う
地方の領地経営の難しさを描く、新たな出会いと奮闘の第4集!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

buchipanda3

82
今回から新展開。元服した新九郎(後の北条早雲)は領主名代として荏原の地に向かう。京での権謀術数の世界から今度は地方の領地経営。と言っても前回の最後にあった外伝で描かれていたある事情から、こちらでも一筋縄ではいかなそう。にしても新九郎は配下を持つようになって大人っぽくなった(少しばかり)。それでも真っ直ぐな感じは変わってない。新キャラ・那須の鬼姫つるとのやり取りが面白かった。彼女はゆうきさんらしい女性キャラ。新九郎との関係で思わずニヤニヤしそう。どうなるか楽しみ。次回の予告も気になる内容。2020/06/11

鱒子

63
友人本 応仁の乱で混乱した京の町、しかし火の粉は地方へも広がり始め……そんな中、新九郎は備中荏原の所領へ。しかし長いこと父が放ったらかしにしていた領地は、境界も権利もぐちゃぐちゃで。——親元の京を離れた新九郎、苦難の中で独り立ち!戦国大名へ、はじめの一歩。2022/07/23

こも 零細企業営業

45
やっと読めた。何処の陣営だか日々変わっていく都を離れて、父親の所領に行くが、変な利権が絡んでいるのか現地の人達は都から来た人達を客人扱い。領主の代理のはずなのに何もさせてもらえない。そんな中、那須の鬼姫に何故か気に入られる新九郎。それを危惧する所領の連中、そしてそれは良からぬ事を考えに至る。はてさてこの後どうなっていくのやら。2020/06/18

sin

41
訪れたるは父の領地、張り切る新九郎に温度差あらわな地元民、那須の一族あらわれて新九郎の実力が試されることに、やがて新九郎の真っ直ぐな気持ちを知らず疑心暗鬼のライバル同族、何やら良からぬ企みは…次の巻でのお楽しみ~ちゃんちゃん。2020/06/24

くさてる

33
のちの北条早雲、新九郎の成長と生涯を描く歴史大河マンガ。まったくといっていいほど馴染みのない時代が背景で、聞いたこともない名前の人がずらずら出てきて、関係性も複雑なんだけど、面白いくらいにするすると読めて、実際、面白い。やっぱりゆうき先生の漫画力がすごい。そして、この巻はいきなり私の地元が舞台となる。まったく予想してなかったので嬉しい喜びでした。派手な話ではないのですが、噛めば噛むほど味が出る面白さと同居するほんわかさ、そして、歴史の怖さがあるマンガです。今後も楽しみ!2020/06/27

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