ビッグコミックス<br> 新九郎、奔る!(1)

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ビッグコミックス
新九郎、奔る!(1)

  • 著者名:ゆうきまさみ【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 小学館(2018/08発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/28)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098600014

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内容説明

戦国大名の先駆け、伊勢新九郎の物語!

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康……
かの有名な武将たちが活躍する時代の少し前、戦乱の世のはじまりを生き抜き、切り開いた男がいた―――
その名を伊勢新九郎。
彼はいかにして戦国大名となったのか。
彼はそもそも何者だったのか。
知られざる伊勢新九郎の生涯を、まったく新しい解釈で描く意欲作!
「戦国大名のはしり」とも言われる武将を描く、話題騒然の本格歴史コミック、待望の第1集!!!!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yoshida

144
北条早雲の生涯を少年時代から描く。謎が多いとされていた伊勢千代丸の京都での幼少時代から応仁の乱の前夜まで。足利義政の時代であり、私は詳しくない。それでも綿密な調査と考察により描かれていることを感じとる。強すぎる守護達の力を抑えようと苦心した足利将軍と時の権力者達。将軍の座を巡り起きる内紛。そして強大な権勢を誇る山名宗全が、更に天下の権を狙う時、娘婿である細川勝元との間に応仁の乱が勃発する。繰り返し読むうちに内容がより理解できる。室町コラムもまた良し。ゆうきまさみ氏の幅広い作風を感じる。これから期待の作品。2018/10/08

90
うちの田舎町のコンビニにも置いてあったのでつい買う。一読感嘆、これぞ歴史漫画。『応仁の乱』以来、室町時代が密かに人気だが、室町をきちんと漫画にしたものはこれと坂口尚『あっかんべぇ一休』ぐらいではないか?。『一休』は今も通じる人生を描いたが、こちらは室町幕府の職制も解説しながら時代を描き、確かに今とは違う昔の日本を見せてくれる。漫画って凄い。凡百の歴史小説をあっさり抜く。主人公は北条早雲(宗瑞・伊勢新九郎盛時)。最新の研究を取り入れた早雲伝であるのが設定でわかる。まだ始まったばかり。期待大である。お薦め。2018/08/18

ツン

88
北条早雲が好きで、彼の小説はほとんど読んでいるのだけど、マンガがあると読友さんの投稿で知って、読んでみた。スタートは応仁の乱の少し前。乱の名前は知っていたけど、実際のところは読んだことがなかったので、新鮮。そういう意味ではチェーザレやヒストリエみたいな感じ。2021/04/17

鱒子

70
友人本 北条早雲の名は知っていても、戦国大名のハシリだという知識で止まっておりました。そういう人の生い立ちを知るのもよいね、ふんふん……くらいに思って読み始めました。だがしかし、こりゃ室町後期、苦手な応仁の乱ど真ん中じゃないですか。この漫画、読み込む必要があります。とはいえ、今まで読んだ応仁の乱関連の本よりは、ずっとずっと分かりやすいです。2022/07/14

sin

63
今も昔も、人は権勢を欲して謀略を張り巡らす。しかも戦乱の世ともなればそれは命を賭けた権力争いと化して否応なく周囲を巻き込んでいく。そうした時代にあって若き主人公が如何にして生き延びていくのか?自身の信念を貫いていくのか?作者はこのややこしい時代を如何に描き進めていくものか?楽しみな作品です。2019/04/14

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