ビッグコミックス<br> 新九郎、奔る!(11)

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ビッグコミックス
新九郎、奔る!(11)

  • 著者名:ゆうきまさみ【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 小学館(2022/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098614462

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内容説明

母の野望と覚悟。歴史には残らない女の戦!

姉・伊都と甥・龍王丸らを連れて帰京した新九郎。
京で龍王の家督承認を目指し奔走するが、進展は無し。
そんな中、凶作が続く領地・荏原へと家族の反対を押し切り戻った新九郎は、困り果てた家臣達から、領地を東西で分ける、因縁の仲である伯父・盛景と話し合って欲しいと頼まれて!?

母となった初恋の人・つるとの再会。
そして彼女の息子との対面は新九郎の胸をざわめかせる。

つるの野望に伊都の覚悟。
歴史には残らない、乱世を生き抜く女の、妻の、そして母の戦がそこにはあった---

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

buchipanda3

101
今回も面白く読めた。大きな進展はあまりないが、今川家の家督承認、太田道灌の動向、そして新九郎の嫁取りなど、次巻以降へしっかりと布石を打っている感じ。新九郎と伊都と親父さんの掛け合いが相変わらず楽しい。「悪企み」の扉絵がいかにもって感じでいいね。伊都が言う「新九郎は手先は器用でも心は不器用」ってのは当たっているが、それでもとうとう謀略の道へ。と言っても新九郎は信念を失っていない感じだ。家督問題の件は意外な形で動き出す。そして、つると再会、ぬいと初顔合わせ。ぬいは機転が利くタイプかな。続きが楽しみ。2022/09/14

六点

87
積読の山の中から3ヶ月ぶりに姿を表した。女は子供のためになら鬼でも何にでもなるというのは古来変わらなかったのですなあ、と、感嘆したことであったことだよ。2022/12/07

鱒子

75
友人本 新九郎、キャリーケースで荷造りしJR西日本の切符を手に、いざ所領へ!——メタフィクションのギャグを挟むことにより、史実として盲信してはならない警告と、楽しい息抜きの効果があります。政治的には悪行の匂いがする今巻。太田道灌への畏れと用心が、如実にあらわれていますね。それにしても、あぁ武家の女は強い……2022/10/01

sin

39
世の中が戦国時代に向けて動き始めている。その動きは室町幕府の揺らぎを反映するかの様に各地で胎動し始めている。生真面目な新九郎は家族の為に否が応でも巻き込まれていく、前面に押し出されていくようだ。果たして彼の努力は報われることになるのだろうか?多分、将来の嫁?も姿を現したようでこの先の展開が待ち遠しい。2022/09/24

るぴん

31
落飾した姉上も美しい。その後の歴史を知っているからこそ思うことだけど、よくもこれだけ不利な状況で龍王丸が今川家の家督を継げたもんだ。新九郎の頑張りと伊勢家の力(偽装工作含む)がますます重要になってくるのかな。最後には将来の新九郎の嫁っぽい少女も登場。肝が据わってて、頭も良さそう。2022/09/18

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