ビッグコミックス<br> 新九郎、奔る!(17)

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ビッグコミックス
新九郎、奔る!(17)

  • 著者名:ゆうきまさみ【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 小学館(2024/08発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098630509

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内容説明

新九郎に訪れる数々の別れーー

新五郎が意識不明の状態で、
孫五郎を大将に、龍王丸が陣を張る丸子に出陣した駿府方。

その裏をかき、海路にて駿府館を目指す新九郎。

時遅く、目覚めた新五郎は事態を悟り、
覚悟を決め敵を待ち受けるがーーー

龍王丸と孫五郎。
新九郎と新五郎。

手を取り合って進む未来もありえた男たちの運命が決する日。
それは長きに渡る駿河今川家の家督争いが終わる日で……

先主・義忠の死から十一年。
長きに渡る争いの結末とは!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

buchipanda3

85
表紙を捲って現れる口絵に描かれたイラストは果たせぬ夢だったか。本来ならこういう各人たちの微笑ましい姿が見られたのだと思う。でも現実は…。戦国の世はもう奔り始めていた。今川家の家督相続に決着がつく。叔父上は嘘吐きだーっと龍王丸が逃げ出した時の新九郎の顔。今までで最も迫力があった。それ以上に印象的だったのは久方の伊都様の見事な手捌き。ということで漸く新九郎は京へ。家族と再会する様子がホント愉しげ。とはいえ京と鎌倉の後継争いが残っており、鍵を握る者たちとのやりとりが何とも意味深。当分休めない新九郎の次回を待つ。2024/08/15

こも 旧柏バカ一代

46
駿府、今川家の家督争いは遂には合戦となり。甥の龍王丸は反乱勢力こ主力を惹きつけるための囮とっなってる間に、新九郎は海路を使い相手の本拠地へと奇襲を駆ける。作戦は見事にハマり、反乱分子の首魁を討ち取る。そうして駿府今川家の統一なるかと思いきや。龍王丸と新九郎の意識に齟齬が発生して反乱がまた起こってしまう。そんな時に姉の伊都様御降臨。家中をまとめて反乱勢力を鎮圧。新九郎には300貫の領地を与えると言うが、領地は沼地ばかり。さらに本業の幕臣の仕事は将軍が京に居ないのと、新九郎が尋ねても会いもしない。さてどうする2024/08/09

mahiro

35
駿河守護職を巡る争い決着「京で生きてきた侍のえげつない」策略の勝利、戦後処理に苦労する新九郎。今川家の為小鹿家に厳しい処置を取るも龍王丸に拗ねられ国人衆には僭越と思われ…そこへ帰還する姉伊都、家臣達を一瞬で従わせ今川家の家長として君臨するその存在感の大きさは流石だ。やっとの事で都に戻っても不在が長すぎすっかり将軍義尚の不興を買ってしまう。ぬいさん癒しキャラだな、朝からぬいさんに雑巾の絞り方を教える新九郎の変な細かさは相変わらずだ、次巻が又楽しみ。2024/08/12

るぴん

33
ふと気付けばもう17巻‼︎早いなぁ。今川家の跡目争いが遂に決着。これで策謀家としての新九郎の知名度が少し知れ渡ったのかな?龍王丸の成長も見られたけれど、やはり姉上が最強。新九郎に玩具を作ってもらって喜んでいた頃の御所様は可愛かったのになぁ…。2024/08/11

Mc6ρ助

29
いろんな漫画や本に続編が期待できなくなっていく日々、まだまだ期待通りのペースで次巻を刊行してくれるゆうきまさみさんがうれしい。いよいよ新九郎くんに伊豆にとっかかりができてしまう訳だ(一度、「北条五代」でお勉強しているはずなのになにも憶えていない)。また、次巻までじっとガマンの子なのだ。2024/08/08

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