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内容説明
伊豆に異変アリ!新九郎にも影響、大!!?
伊豆の堀越公方・足利政知は、
将軍になれなかった息子・清晃を京から呼び戻すように、
執事・上杉政憲に命じる。
しかし、伊豆の有力国人たちが次の当主として推すは、
もう一人の息子・足利茶々丸。
主と国人らの間で板挟みになった政憲は、
ある覚悟を持って、茶々丸を幽閉するがーーー
執念の双子……京で将軍の座を狙う弟・清晃、
そして、兄も望むもののため、立ち上がる。
彼らを取り巻く不穏な波紋は
やがて新九郎の運命を翻弄する大波となる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
buchipanda3
77
伊豆が、荒れる。将軍家の跡継ぎ争いはひとまずは決着がついた。が、その余波で堀越公方の跡目が不透明に。不穏な空気はまたたく間に伊豆を呑み込み、新九郎の御家の進退にも多大な影響を及ぼす。それにしても足利家の三人は異母兄弟ながら作者さんにホント似たもの同士で描かれているなと。その三人が残した世に翻弄される新九郎。各地の蜂起、跡継ぎ誕生、家来の離散、自分は誰の奉公衆なのか、奉公する意義とは。ないものは己で作るという覚悟の言葉が印象深い。親父殿の人を見る目がっていう指摘、これからどう変わるか。次巻は遂に明応の時代。2025/06/22
こも 旧柏バカ一代
43
茶々丸の乱か・・元服もして無いのに国人の反乱に担ぎ上げられて歴史に名を遺したと思うと。何とも言えなくなる。そして所領を茶々丸に盗られた新九郎は駿府へ赴き、、竜王丸が縦に伸びてヒョロヒョロになってる!wそろそろ元服だな。2025/03/12
Toska
37
ゆうきまさみが足利茶々丸を表紙に描く。こんな21世紀が来るとは思ってもみなかった。無論、15世紀の無茶苦茶さには到底かなわないのだが。何しろ、茶々丸のアレが普通の「家督相続」と認められてしまうのだ。ただ考えてみれば、新九郎が小鹿新五郎を討ち取り龍王丸に今川を継がせたのも似たようなやり口だったわけで…自力社会、おっかない。関東の喉首にあたる伊豆という土地の剣呑さもよく分かった。2025/03/18
くさてる
29
19巻にいたって、とうとう新九郎覚醒か、という雰囲気が高まるラスト。それにしても室町ってほんとによく分からないのですが、このよく分からない政治的駆け引きで動く人間関係をするッと読ませてくれるゆうき先生の漫画力はさすがです。しかしそれにしても、うわー茶々丸……。2025/03/24
mahiro
29
伊豆で茶々丸が蜂起し事態は動く。新九郎は東国に勢力を注ぐ為東荏原を手放すという苦しい選択をする。1巻巻頭の鎌倉公方御所襲撃まであと数年になった。弟弥次郎が久々に登場、作品上には姿を現さなかった気がするけどちゃんと交流はあったのね。これから兄の片腕的存在になるのかな。2025/03/19
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