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内容説明
伊勢新九郎が歴史の表舞台に登場する日。
明応二年八月三十日。
興国寺の新九郎のもとへ
伊豆討ち入り参加の面々が集結。
夜間の出発に備え軍議と準備が進む。
一方、堀越御所では茶々丸の側近・狩野太郎が
警固の手薄さを危惧し、対策を講じていた。
迎える討ち入り当日。
新月のなか進む新九郎に訪れるのは
明るい夜明けか、それともーーー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
buchipanda3
82
とうとう伊豆の討ち入り、鎌倉殿の御所内への乱入、1巻目の冒頭の場面がやってきた。つい読み比べてしまった。左近次は最初から登場していたのだなあと。そしてあの先の話が遂に読めた。主命を果たすため、事前の段取りを練りに練っていた新九郎だが、まさかの事が起きるのが戦というもの。完封ならずで、その後もごたごたが。調べてみると最近ではこの抵抗が続いたというのが通説となりつつあるのかな。それでも新九郎は既にその先について腹を括っていて、新たな行動も始める。幕府も関東も伊豆の件と絡まって不穏さが増してきた。続きが楽しみ。2026/06/14
こも 旧柏バカ一代
38
えーーー!!あれだけ準備したのに!!www目標としていた茶々丸は法事からランナウェイなうえのファーラウェイ。そしたら新九郎が御所にカチコミして来て陥落。腹が減ったから山から降りたら狩野介が戦装束で殺気立っていた。やばいメッチャ面白い。コレは常識人な新九郎もキレるわ。真面目にやれってのも頷ける。歴史だと討ち入りして討ち取って平定して足がかりにしました以上!だったもんな。主命も伊豆平定はまだまだ道半ば。2026/06/12
venturingbeyond
34
いよいよ堀越御所へ討ち入り、『「歴史」に登場』した新九郎。狩野太郎の奮戦に、市街戦の難しさなど、御所攻めのリアリティにも唸らされる。計画通り茶々丸の首をあげることはできず、まだまだ面倒くさい地元対策と軍事作戦は継続するものの、自らの進む道を決めた新九郎は、この状況すら楽しんでいる模様(150頁の表情!)。15世紀末の社会や戦闘の実情についてのしっかりとした考証を基底に、ゆうき先生の年期の入った手練れの漫画家としての技量を堪能できる最新刊でした。2026/06/18
Toska
29
討ち入り。ようやく「ここまではやる!」の場面に戻ってきた(たどり着いた)のだ。日本史上ひとつのターニングポイントとなる事件であったこと、一方で討ち入りそのものは規模の小さな局地戦であったこともきちんと描写しており、相変わらずの丁寧な仕事ぶり。ここからどこまで奔ってくれるのか…地味さでは定評のある北条家臣団のうち、垪和や布施まで出してくれたことも感無量。2026/06/20
鐵太郎
29
入荷したので、外出前の忙しいときに一気読み。帰宅してまた一気読み。いま、三巡目です。若様のお遊びで水も漏らさぬ作戦がトンデモになって大笑い。 この先ですが、「伊勢新九郎」が出家するまで描くのか、息子が成人するまで描くのか。どこまで描いてくれるのかな。そういえば、息子が北条を名乗るころには、ここに出ている人々はどのくらい生きていたのかしら。こんな楽しみを与えてくれる歴史物語はそうそうありませんね。楽しみに読み続けます。2026/06/12
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