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内容説明
遠い祖先の時代から、戦争をしてきた私たち人間。文明が進んでも戦争はなくならないのはなぜだろう?人間はもともと攻撃的な動物なの?戦争が好きな人間なんていないのに、どうしてなくならないの?戦争には、いい戦争と悪い戦争があるの?と、読者に思わず立ちどまって考えさせる疑問を投げかけます。本文では、ルソー、ホッブズ、カントなど、歴代の哲学者の名言が各所で引用され、哲学の基礎にふれることができます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
モリー
46
再読。戦争は人間が生まれながらにして持つ「攻撃性」が引き起こすものなのか?悲惨な歴史を何度繰り返しても、なくならない戦争について、哲学者たちはどのように問いを立てて考えてきたのか再確認。以下、引用。「人間はともに力をあわせて、助けあって生活し、平和でよりよい暮らしを手に入れようとする性質をもっている。にもかかわらず、あらそいや対立をせずにいられない。人間とは社会的であり、なおかつ社会的でないのだ。」2019/06/27
モリー
38
「平和より戦争を選ぶほど、分別のない人間がどこにいましょうか。」第一章で紹介されるこの言葉は、紀元前のギリシャ人、後に「歴史の父」と呼ばれるヘロドトスが残したのものだそうです。国家という仕組みが成立して以来、戦争は未だに無くなりません。何故、人は戦争をするのか?哲学の本らしく、問い方を変えながらその答えを追究していきます。古今の哲学者達が残してくれた言葉を手掛かりにしながら、戦争と平和について考えさせられます。哲学とは、答えが見つからない時に問い方自体を問い直す方法を教えてくれるものだと改めて思いました。2019/01/02
ヒラP@ehon.gohon
25
「平和より戦争をえらぶほど、分別のない人間がどこにいましょうか」というヘロドトスの言葉に唸りました。見渡せば分別のない人間ばかりではないでしょうか。 「人間対人間の戦争はない。戦争はつねに国対国だ。」というルソーの言葉には共感しました。 多くの戦争を望まない人間を、分別のない人が駆り立てて国対国の戦争を起こしているのですね。 分別のない人間を分別ゴミにしないと平和は成立しないのでしょうか。 「10代の哲学さんぽ」というシリーズです。若者たちは戦争を哲学しています。 分別される大人たちを見ています。2026/04/29
akinbo511
7
哲学書の入門本?「ささみさん@がんばらない」に出てきたトロイア戦争のことも解説してあって、ちょっと勉強になったかな。2013/09/01
ありんこ
6
連日のように戦争のニュースが流れる。どうして戦争をしなければいけないの?と頭の中にクエスチョンマークがいっぱい。科学技術の進歩とともに、兵器も進歩している。国と国の戦争。考えても答えは見つからないけれど、日々世界のことを考え続けることが大切ですね。2022/03/27




