宝島社文庫<br> 京都伏見のあやかし甘味帖 紫陽花ゆれて、夢の跡

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宝島社文庫
京都伏見のあやかし甘味帖 紫陽花ゆれて、夢の跡

  • 著者名:柏てん【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 宝島社(2020/02発売)
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  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784800295484

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内容説明

ついに決意して町屋を出たれんげは、義経と弁慶を連れて平泉へと向かう。延長した京都滞在は楽しかった。けれど、虎太郎にはたくさん迷惑をかけてしまったし、東京でやるべき手続きもある。だから、仕方ないのだ。そんなれんげだったが、平泉でもあやかしに遭遇! 新たな受難に頭を抱えてしまうのだった……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SJW

113
今回の話はれんげが京都の虎太郎の民宿を出て、クロ、義経と弁慶を連れて平泉に向かう珍道中が前半で、平泉では藤原基衡も出てくる。当時の歴史も知らないことが多く勉強になり、彼らの悲しい歴史も思い出してしまった。後半は東京の実家に戻るがそこで知る初めての先祖の秘密。クロを追いかけて京都に戻るが....甘味帖の話が減ってきてあやかしがかなりを占めているが、次の話が気になってしょうがない。2020/07/04

ジェンダー

78
虎太郎とれんげとの関係の変化は予測ついてたけど思ったより早かったかなぁって思いもあるけどまぁそんなもんかなぁって気もする!平泉から東京に戻って再び京都へとすごい距離の移動と同時に京都に戻ってくるのは早い!家に戻ってる期間は短かったけど家族と一緒に入れることのありがたみを感じれました!クロがれんげを守るために強くなりたいというのはわかるけどそんな焦って強くなる必要があるんかと思わんこともないけど次の展開も楽しみかなぁ!2023/05/21

真理そら

63
第3弾、第4弾は義経物語。全国の義経ファンが涙にむせぶだろうとおもわれるほどカッコイイ義経。一方弁慶は…。あんな弁慶を連れて新幹線移動したれんげはすごい。平泉で無事義経と弁慶を見送って、ひとまず東京の実家に帰ったれんげ。2022/06/17

シナモン

61
購入本。虎太郎の京町家を出て弁慶と義経、クロと共に東北、平泉に向かったれんげ。その道中は新幹線でのやりとりなど、なかなかコミカルで何度もクスッとなったが、弁慶、義経との別れのシーンではしんみり。その後クロまでいなくなり、れんげは自身の血筋の秘密を知ることに。そして舞台は再び京都へ。再会してお互いを大切な存在と意識しだした虎太郎とれんげの行く末は、そしてクロと再び会えるのか、続きも楽しみです。あっあと虎太郎が和菓子とどんな風に関わっていくかも気になります!2019/08/13

桜もち

45
義経と弁慶を連れて京都から平泉へ行く巻。義経は生きている間、不本意な別ればかりしてきて、その悲しみを考えると辛かった。別離、戦、逃走の日々に心を慰めるものはあったのだろうか。2019/07/21

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