宝島社文庫<br> 京都伏見のあやかし甘味帖 逢魔が時に、鬼が来る

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宝島社文庫
京都伏見のあやかし甘味帖 逢魔が時に、鬼が来る

  • 著者名:柏てん【著】/細居美恵子【イラスト】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 宝島社(2023/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784299039521

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内容説明

シリーズ累計30万部突破! 年下彼氏が鬼に取り憑かれた! 黄昏の立岩で、れんげの出した答えとは。虎太郎が失踪した。彼を探すため再び丹後の地を訪れたれんげは、鬼に取り憑かれて別人のようになった虎太郎に遭遇する。鬼となった彼を元に戻すために奔走するれんげは、不思議な3人の子供に出会う。そして現れる、額に鏡をつけた白い犬。それは、古の鬼退治伝説に関連していた。あやかしと神様、和菓子の絆が織りなす不思議物語、衝撃の第10弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

104
シリーズ10作目。鬼に体を乗っ取られた虎太郎を救うべく駆けずり回るれんげ。鬼に纏わる伝説、難しい…。頭のなか、こんがらがって流し読みみたいになっちゃったけど、終わりの鬼伝説の紹介に助けられました。「れんげの甘味日記」に出てきた「山水會」に興味津々。れんげと虎太郎の行末、京都の甘味発見、この先も楽しみなシリーズです。2023/02/19

ジェンダー

73
 一通り読み終えた!収まるべる所に収まったけど相変わらず一波乱もニ波乱もあるなぁ!今の時代祟りを恐れる人はいないけどそれでも自社仏閣にお参りをして何かに祈ったり・すがったりというのはいつの時代でも変わらないと思う!改めて寺社仏閣のあるありがたみや歴史を学ぶ大切さを知ることが出来ました!そして今ある時間やある物・そして家族を大切にしないと行けないと思いました!まだ続きあるのかわからないけど続きがでたら読みたいとおもいます!2023/06/21

よっち

42
突然失踪してしまった虎太郎。そんな彼を探すため再び丹後の地を訪れたれんげが、鬼に取り憑かれて別人のようになった虎太郎に遭遇する第十弾。鬼となった彼を元に戻すために奔走するれんげが出会った不思議な3人の子供たち。そして現れる古の鬼退治伝説に関連する、額に鏡をつけた白い犬の存在。実際に歴史書の中で敗者の歴史が歪められて伝わる、というのはわりとある話のような気がしますが、今回の事件でも何とか乗り越えてようやく仲直りした二人が、これからどういう関係に落ち着くのか、そろそろ幸せになる二人がみたいところではあります。2023/03/22

らび

35
思わぬ形で鬼に取りつかれてしまった虎太郎ですが、一刻も早く取り戻したいれんげ、鬼に纏わる地を訪れ3匹の鬼(の子)達と神様を引き連れ伝説を追う。いつも思いますが神様の世界って人のそれより複雑怪奇。人とは比べ物にならないですよね。神話なのに俗っぽい。。無事救い出せたれんげの一途な思いが健気で可愛かったです。今回は虎太郎が鬼と化し行方不明だったので幕間の虎太郎の甘味帖が一味変わってそれも良かったです。2023/04/06

はなりん

27
虎太郎が失踪したところからの続き。木島様が現れ、虎太郎が禍いを起こすと告げられ探しに再び京丹後へ。鬼伝説を辿りながら鬼達も仲間に引き入れ虎太郎と再会するもの、すっかり鬼と化した姿で、れんげを認識しない。羽衣伝説の天女や虎太郎の家系の話が盛り沢山過ぎてわかりにくかったかなぁ。最初の少女は虎太郎の祖母?祖先?まぁ最後は幸せそうでよかったけど。2023/05/06

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