内容説明
六人のカンピオーネが消息を絶って、五年後。行方不明のアイーシャ夫人が『空間歪曲』なる傍迷惑な超常現象を起こし、軍神ウルスラグナも甦る。護堂と仲間たちはウルスラグナとその主ミスラが拠点とする『無限時間の神殿』に乗り込むが、アイーシャ、ミスラと時間神ズルワーンの裁きで『カンピオーネになる前の一六歳』に巻き戻される。そこは『倒せる神のいないパラレル地球の18世紀』だった。個人の力では埒が明かない護堂達は、魔術結社カンピオーネスを創設し、護堂は『総帥チェーザレ・ブランデッリ』と名乗る。そのころ、世界中を破壊しまくる神獣軍団が誕生する。アイーシャとの関係はあるのか。そして、世界を破壊する神獣に対し、護堂は意外な存在と共闘をすることに。『カンピオーネ!』と「神域のカンピオーネス」を繋ぐ、神話ファンタジーの幕が開く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Myoshiki@Infy
21
完結。護堂くんの顔が毎巻毎回変わるのが密かな楽しみw2022/12/30
Mu@仔羊堂
15
護堂と少女たち再びと言うカンピオーネの後日談的お話。別作品での伏線回収的なお話でもある。内容的にはいつもどおりの楽しさ。でも護堂とあの神との再戦云々よりも、この作品に限っては、やっぱりアレな場面が楽しいなあ。本編でもキスしかしてないのにやたらエッチイかったわけだけど、あれから5年みんな大人になって普通に身体を重ねてるわけで、やっぱりエッチだ。むしろこの方があっさりしてる気もするな(笑)あと相変わらずアイーシャさんが迷惑すぎて笑った。いつか護堂の子供達も本編に登場するんだろうな。そんなお話を待っている。2020/02/26
METHIE
9
最終巻。 高校生から大学生になり、最大の戦いが終わったあとも戦ってエリカとの間に双子が生まれるというまさに草薙ゴドウの人生の一部分を垣間見た気分。 間違いなく作者の代表作だと思う、欠点は流石に長くて疲れたよ。2020/06/07
alleine05
6
本編は途中でリタイアしたのだけどその後の姿が描かれているということで読んでみた。本編はずっとシリーズを追いかけているとさすがに同じことのくり返しに感じられる部分もあって飽きたのだけど、その後を描いたこの巻は一冊の中でぎゅっと護堂たちのその後の人生の変転がつまっていてなかなか楽しめた。因縁の宿敵・ウルスラグナとの再戦も見れたしな。他のカンピオーネたちのその後も描かれていたけど、ジョン・プルートー・スミスとかはどうしているんだろうな。最後のあれは次に出る新作の宣伝か。次の新作はどんな感じになるだろう。2020/06/14
はる
5
カンピオーネ後日談 最後の王との戦いから5年後の話とうとう起きる戦いだとかやっぱ原因はアイーシャ婦人かよとかいろいろあったけどやっぱあれだよな驚いたちょっとその後どうなるのか気になるのでカンピオーネスの方も見ようかな面白かったです2019/10/10